ある時、以下の動画を観て、自分でもペンタブでApexをしてみた。
これはその時に学んだことのメモである。
※僕のペンタブは、動画のように左手に色んなキーを入れずに済む製品だった。キー設定に関しては後述する。
ペンは安定しない
ペンは軽すぎて安定しない。基本的に視点がガクガクしてしまう。
保持するために使える指や手の平の面積が小さすぎて、力の行き場がない感じ。
2つのボタンを押し分ける都合もあり、普通のペンの持ち方ではなく、いびつな握り方をしてしまう。
よって、5本指でしっかり掴めるマウスの形は、実は優秀だったという事が分かった。
もっとも、ゲーミングペンタブみたいなものを開発し、あえて重くすれば解消できるデメリットではある。
自分で改造する場合は、重心がずれてしまうので難しそう。(ロジクールさん、出番ですよ)
キー設定
製品によるのだろうが、僕が使ったWACOMのペンは、上下2つのクリックができるものの、それらの同時押しが構造上不可能だった。
(片方を押すともう片方が浮いてしまい、押しにくい。というか押せない。無理やり押すと壊れそう)
よって、ADSを切り替えでしか使えず、純粋な意味でマウスと比較できなかったのが残念だ。
フットペダルを使って何とか無理のないキー配置をしようと思ったが、慣れてなさすぎて無理だった。
(個人的にフットペダルはめちゃくちゃ使いにくいので、パッドの時、漁りでレレレするのも面倒でやっていない。上体の重心がブレて不安定な感じがするので、とっさの際にエイムできない気がする。)
Rasの感度になった
非常に興味深かったのは、ペンタブで使いやすい感度を模索すると、Rasと全く同じ感度になった。
(振り向き17.32cm・ADS倍率0.7。ペンタブの滑走面がXLのマウスパッドと比べると相当狭く、仕方なくこうなった感じではあるが。)
これは、Rasの握り方が、人差し指を少し曲げる“なぞり持ち”である事と、関係ありそうだ。
マウスを鉛筆感覚で使えている人と実際に鉛筆(ペンタブ)を使っている人がたどり着く感度=17.32cm・0.7。やはり最適解に近いのかもしれない。
結論
僕の結論としては、FPSでペンタブを使っても強くはならない。
細い棒は安定して持つのに向いておらず、握りながら2つのボタンを操作しなければならないとなると、なおさらだ。
ただ、マウスというデバイスがFPSゲームに非常に良いことが、相対的に導き出されたのは面白かった。
「鉛筆感覚の感度」も何かのヒントになるかもしれない。
今回は以上だ。