既にお気づきの人も多いかと思うが、シーズン12から期間限定で開催されている、新モード「コントロール」が、エイム練習に最適だ。
ルールは、人数9vs9で、既存のマップからくり抜かれた限られた地域のみを使用し、陣地を取り合う、CODで言う「ドミネーション」のようなモードとなっている。
試合状況が一方的になることも多く、その場合敵を押し込んでしまうため、勝ち負けでエキサイティングできるモードだとは思わないが、とにかく時間対戦闘の効率が、ずば抜けて良い。
それでは、メリット・デメリットを見ていこう。
「コントロール」のメリット
まだ5試合くらいしかしていないが、ウイングマンで2000・2500ダメージを越すのが普通くらいの戦闘ペースなので、単純計算で考えても、5,60回弾を当てていることになる。
当然ウイングマンのエイムは水物なところがあり、連続で当たる時もあれば、2,3回に一度しか当たらなかったり、下手をすると5回撃って全部外すこともある。なので、正確な数字は何とも言えないが、おそらく1試合で150~200発くらいは撃てているはずだ。
(つまり、敵をレティクルに合わせて銃を撃ち、弾を当てる試行をそれだけ繰り返すということ。)
通常のカジュアルで、この数の「練習として有意な発砲」をこなそうとすると、漁っている時間や移動の時間、マッチングを待っている時間を加味すると、5~10倍の時間がかかってしまうだろう。
また、よく練習の場としても使われるアリーナでは、3vs3のため、1人のデスが試合を大きく左右し、張り詰めてプレイすることを強いられる。
しかし「コントロール」なら、キルされても責任が重くないので、心理的な負担が少なくて済む。バンバン戦って少なくとも1000,2000ダメージ分くらいの経験を、気軽に得ることができるのだ。
時間制限があるのかは定かでないが(多分ない)、これが練習に使えるという情報がより一般的になった結果、「あえて陣地を中立のままにし、試合時間を伸ばして練習量やダメージを増やす」といった手法が広まらないか、若干危惧しているくらいだ(汗)
さらに、物資武器も大盤振る舞いで、一つのケアパケに武器が複数入っていることもある。クレーバー持ちが視界に2人いる状況も複数回遭遇した。
普段は中々ゲットできない物資武器で、動く敵に対して撃つ練習ができるのも、このモードの魅力だ。
もっとも、参加人数の多さにより、あんまり突っ込みすぎると、1vs9とはいかないが、物理的に生存不可能な状況に陥ってしまう。
それにさえ気を付ければ、普段あまり使わないレジェンドを試して、キャラごとの「危ないライン」を見極めるのも面白い使い方だろう。
「コントロール」のデメリット
ゲーム内の武器の数が豊富で、その中からパターンを作ってロードアウトにしている関係で、練習したい武器が必ず選べるわけではないのが、唯一アリーナより劣る点だろうか。
それでも、使う武器を複数決めておけば、それだけカジュアルやランクでも対応しやすくなるし、敵を倒した時に落とすアイテムを拾うことで、ロードアウトにない組み合わせを作ることもできる。
また、一定時間ごとに敵の位置が完全に分かる自動ウォールハックになっているのには、賛否両論あるだろう。
これは、遮蔽物1つ・2つ隔てた距離で戦う時は、少し練習を阻害することになってしまう反面、CODのドミネーションと比べればマップがかなり広いので、ハイドができないようにする効果もある。
そして一つだけ不便なのが、復活のたびにアタッチメントが武器に付けなおされるので、デフォルトのサイトが気に食わない場合、毎回落とさなければならない。
まあ、メリットに比べればこれらのデメリットは、微々たるものだと感じる。
「コントロール」でオススメのプレイの仕方
コツは、パスでジップを張って、4んでもなるべく最速で再び接敵できる状況を作ったり、オクタンで加速してどんどん突っ込んでいくことだ。新キャラのマッドマギーもそれに一役買うことができる。
僕はほとんどやらないが、高台を取ってスナイパーライフルの練習もできるので、正に至れり尽くせりのモードである。
以前クリスマスの時期などに期間限定で開催されていた、列車で戦うイベントも悪くはなかったが、コチラの方がシンプルで練習向きなので、音楽でもかけながら気がすむまで無限に回すのも良いだろう。
(上述のウォールハックにより、足音はこのモードではさほど重要ではない。)
おわりに
以前から「実現したら面白そう」と言われていた、CODのような“命の軽い”ゲームでApexが出来るという、夢のようなモードが導入された。
各方面大絶賛のため常設が待たれるが、今のところ期間限定ということなので、今の内にエイムを磨いておこう。
短いが今回は以上だ。
P.S. その後ちょいちょいコントロールに行っているが、PADウイングマンで3800ダメ、PADフラトラ3500ダメ、キーマウ301で3500ダメなどが出た。なので、調子が良い時は記事で書いたよりさらに練習効率が良い。
↑キーマウフラトラで4000ダメージ。最近キーマウのノウハウを考案中なので、また記事にしたい。