観葉植物はコスパ最強のライフハック【最高の体調 ~進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法~】

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はいどーも!

今回も書評記事を書いていこうと思います。

つっても有名な本だから知ってる人も多いかな。『最高の体調 ~進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法~』です。

この本もすごくためになったから2回読んでいて、その結果自分でも取り入れられる究極にシンプルな1つの行動をしました。

数字とかで目に見えて効果が分かるタイプの方策ではないけど、自分の中では「多分やってよかったんだろうな」という薄くとも確かな実感があります。

よかったら参考にしてみて下さい。

Contents

結論

はい、では早速結論から。

「部屋に観葉植物を置け、そしてできればPCとスマホの壁紙を森にしろ」

これだけ(笑)

このブログの読者層で一軒家に住んでいる人は多分実家住みだと思うんですが、その場合は自室に、という意味です。一番滞在時間が長いはずだから。

そうでない人(マンションに部屋借りてる人とか寮生活の人)は、単純に寝たり勉強したりパソコン置いたりしてる、その部屋でいいです。

「はあ!?植物1個で何が変わんねん??」

そう思いでしょう。僕もそうでした(笑)

ここからは『最高の体調』をチラ見しながら(といいつつ毎回記事書き終わってから本を開く人笑)、植物の万能性について語っていきます。

前提

まず前提として、現代科学によると、現代人の健康を阻む最も大きな要因、これは“炎症”(inflammation)だと言われています。

一口に炎症と言っても色んな形で現れるのですが、今我々の生活を脅かしている大半の健康問題は、元を正せばこの炎症が原因になっているようです。

では、どうすればこの炎症を回避できるか。

これを考えていく上で重要になるのが、そもそもなぜ人体は炎症を起こすのか、です。

この問題の答えは、ストレス

私たちの体は何らかのストレスを感じた時に、その反応として、内部又は外部で炎症を起こす仕組みになっています。

「え、俺生活してて特にストレス感じることないけど??」

それはよかったですね(笑顔)

実は僕もそんなにストレスはないです。(そのわりには生放送とか見返すと、うまくいかない時わりと口悪い)

ただ、そういう人も気づいていないだけで、体は必ず炎症を起こしています。なぜなら、炎症は現代人共通の問題だからです。

というのも、そもそも僕たちのこの、コンクリートに囲まれ電化製品その他のテクノロジーを使い、自然に触れるよりもゲームに触れる(これは俺だけか?)生活って、人類史的に見ていつから始まったんでしたっけ?

めちゃ最近ですよね(笑)ゲーム云々は置いといて(それだとマジで1980年代とかからになる)、いわゆるテクノロジーが始まったのは産業革命の蒸気機関をベースに考えても18世紀末とか。

生命ができた46億年前とかに遡る気はありませんが、人類が誕生してしばらく経って四大文明がうんちゃらみたいな時からずっとメインの産業(?)といえば、狩猟採集か農業畜産業辺りなわけです。

(理系受験で歴史関係はちょいちょい教養関連の書籍で埋めてきただけなので、未だにそんなに得意じゃないです。いっそのこと勉強してそれをブログ記事にしてやろーか?)

そんな云千万年の間培ってきた自然と共存する生活スタイルを、たった数百年でコンクリートジャングルの世界にアジャストできますか?・・・まあ、物理的にはできますよ(今やってる)でも人体にとっては、やっぱ慣れない。

そのストレスへの跳ねっ返りとして現れてくるのが炎症。これがこの本が説明しているハウ炎症イマージの理屈です。

本論

さて、話を元に戻しますよ。

この炎症反応メカニズムを元にして、どのように炎症を回避するか。

ここでポイントとなるのが、“自然”です。

まあ考え方はシンプルですよね。昔と一番違うのが自然に触れる時間なので、そこを改善しようと。

「そんなんで炎症にならんで済むなら苦労せんわ!」

という声も聞こえてきそうですね(笑)確かに、炎症を完全に防ぐのは無理です。それこそ古代人の狩猟採集生活に戻らない限りは。

でも、僕たちのこの生活の便利さも手放しがたい。なので現代の環境でも効果的に自然を取り入れることで、炎症を食い止めようというのがこの本の主旨なわけです。

で、最初の結論で言った観葉植物と壁紙作戦に戻ります。

もちろんこの本には自然以外の方策もめっちゃ色々書いてますよ。でも2回読んだ結果、「自然最強やな。自然だけでも取り入れたらこの本買ったかいはあるな」と思いました(笑)

(一応、この記事の最後に炎症を避ける自然以外の効果的な手段も載せておきますので、合わせてチェックしてみて下さい。)

では、具体的に自然にどんな効果があるか。いきましょう。

1,自然との触れ合いにより、人体の副交感神経は確実に活発化する。つまりリラックス、疲労回復に寄与する。(ダービー大学の研究)

2,観葉植物が身の回りにある人は、主観的ストレスが少なく、病気の回数が減り、仕事の生産性が高い。(ノルウェーで行われた実験)

3,植物は、ベンゼンやホルムアルデヒド等の大気中の有機化合物を吸い取るので、空気清浄作用がある。また、自然の大気に含まれる微生物が腸内環境を改善する。

などなど、本書のエピローグ曰く、「費用対効果としては最強クラス」

もちろん、先に述べた通り、具体的な数値として個人で効果を測ったり実感するのは難しいです。

ただ、実際に取り入れてみて(部屋に観葉植物「ポトス」を置いています。週に1回水やるだけ、devil’s ivy(枯らす方が難しい)と言われる初心者御用達プラント)、何より健康への意識を高めて自分なりに取り組めているな、という実感があり、プラシーボ効果も働いている気がします(笑)

また、いわゆる偽物の自然も、本物とほぼ同等の効果があるということで、僕はPCとスマホの壁紙にも自然を取り入れてみました。人によっては、達成したい目標だったり大事な予定のリマインドなどを入れているケースもあるので、ここは個人の判断で良いと思います。

↓僕が実際に購入したポトス

おわりに

というわけで、今回は『最高の体調』を読んで、一番大きな学びについてシェアしてみました。

これを書いてる現在、風邪が長引いてるのか気管支がやられているのか、長期間咳に悩まされておりますが、読者のあなたも健康を損なうと、頑張りたいことへのパフォーマンス、ひいてはQOLにも影響が出てくるので、基本の手洗いうがいから、しっかりと対策をしていきましょう。

読んでくれてありがとうございました!

シーユーアゲインバイバイ!

おまけ

炎症を避ける自然以外の代表的な方法

人間関係

(孤独だった人に1人友人ができただけで最大15年寿命が伸びる)

(あらゆる職業の人々を約80年間追跡調査した結果、人間の幸福にとって最も重要な要素は良い人間関係であることが分かった)

畏敬の念=なにか自分の理解を超えるような対象に触れた際にわきあがる、鳥肌が立つような感情

(畏敬へのアクセスのしやすさ第一位が自然、第三位が人。この場合の人はその人にとってのカリスマ的人物への崇拝の念だが、この情報もまた、上述の自然、及び人間が健康への鍵だとする説を補強する。)

PS.

今改めて本を開いてみると、炎症以外にも色々な現代病への対策が載っていました。(食事法、運動、不安への対策、腸内環境改善法、価値観の見直しなど)

特に「スマホの使用時間が長い人ほど不安が大きい」という問題については、この本に書いてない策で、めちゃ強いものを最近見つけました。別の記事で紹介します。

あと、このページもいいですね。現代と古代の生活ギャップを改めて認識しておきましょう。

↓現代の生活における、炎症のない原始的生活に比べて、〜すぎるもの

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