報告が遅くなったが、シーズン11もソロでダイヤに行った。
(プラチナⅣ・Ⅲはパスファインダー、Ⅱはコースティック、Ⅰはヴァルキリーを使った。)
コントローラー使用で、感度は数字感度。(4.4の1倍スコープのみ3。)
今まで色々感度を試してきたが、正直もう結論感度は数字感度ということで良いのではないかと思っている。
今回は、そう考えるに至った理由を説明する。
数字感度の最大のメリット
今回のランクで数字感度を使うようになった理由は1つ。
それは、詳細感度は結局、感度を固定することができないということだ。
下記記事でも述べたが、僕はFPSゲームにおいて、設定を固定して身体と一体化するということを、かなり重視している。
しかし、詳細感度では、目の前の数字を5や10変えることによって、目に見える変化は得られにくい。(1や2なら猶更。)
だからこそ、ゲーム内で少し支障が生じた時に、すぐに感度を変えてしまい、慣れることができないのだ。(ちょっと変えてもほぼ変わらないので、延々と微変更をし続ける。)
過去にGenburten感度をそのまま使ったり、それにKnoqdの振り向きを組み合わせたり、色々やってきた。
(Genburten感度の振り向きのみ下げるやり方は、TSMのVerhulstですらやっており、多くの人が一度は通る感度だと思う)
たしかに、人の感度をそのまま使う場合、それを神格化して絶対に変えないので、今回の論理は当てはまらない。
だが、だからと言って、やはり個々人で手の大きさや指ごとの長さは違う。今まで使ってきた感度や、やってきたFPSゲームによる感覚の違いもある。
だから、最近は完全コピーも、そんなに良いとは思わなくなった。(人の感度はパッドに慣れるのに使えるが、一人一人の結論感度はまた別かな)
なので、自分好みにカスタムできて、かつほとんど弄らずに済む数字感度に、今更ながらたどり着いたというわけだ。
(実は、僕がランクで数字感度を試しているのと同時期に、YouTube内で数字感度がけっこう流行っていた。
なので、論理は違えども、人間同じ時期に同じようなことを考えるなあとか思いながら観ていた。)
オススメの数字感度
では数字感度で具体的にどのへんの数字がオススメなのか。
もちろん各々が調整する所ではあるのだが、振り向きは速くて5,遅めなら4。かなり速くても良いなら6と、かなり単純だ。(フリークありでの感覚)
ADSは基本4がちょうど良く、しかしサブマシンガンの距離でめちゃくちゃ当てたいなら、1倍を3にすると簡単。
後は3倍スコープがやたら遅く感じるので、速くしておくのもアリ。(Verhulstも3スコの感度を上げている。)
このように、単純に決めて後は固定すれば良いのが、数字感度の強みだ。
変える時も数字を一つ上げ下げするだけで、細かく弄らずに済む。いわゆる“沼”にハマらなくて済むのだ。
3を4に変えて速いなと思っても、3が遅すぎるなら4に慣れるしかない。話がシンプルである。(実際ランクを終えてから、僕は感度を5・4のスコープ倍率なしに変更した。)
これが詳細感度だと、10上げてダメだから5だけにしようとか、メチャ細かい話になってくる。
ちなみに、下記動画で言っているように、詳細感度で設定した倍率スコープは、数字感度でも適用される。
しかし、実際にこの機能を使用している現役プロはいないので、こちらも全部1倍にして触らないようにしよう。
数字感度のデメリット
では、数字感度は完全無欠なのかというと、やはりデメリットもある。
それは、数字感度プロの使用率が100%(下記記事参照)であるクラシック曲線は、反応曲線が10で固定であることだ。
反応曲線は、一定時間触っていると、慣れる。一時期反応曲線0でずっとやっていた僕が、今回クラシック曲線でソロダイヤなので、それは間違いない。
ただ、やっぱり10は遅い。感度の上昇がかなり遅くて急に来るので、なんというか、反応曲線0とは別の意味で“点”で合わせている感じだ。
(反応曲線0はキーマウに近いと言う意味で点、クラシックは遅すぎてカクカクしているので、欲しい視点移動に必要なスティック操作を点で認識している感覚。)
ぶっちゃけ、反応曲線だけで言えば、下記記事で言ったように、4~6くらいがかなり使いやすい。
が、これを使うためには詳細感度に戻らざるを得ず、また微調整の沼にハマってしまう。
なので、これに関しては若干”しょうがなし”ではある。ランクをしている時も、キャラコンも含めて「ちょっと鈍いなあ」という気はしていた。
ただ、実際戦いが始まってみると、やっぱり弾が当たるし、強い。そう思える頻度に安定性がある。
さすが日本最強Pad使い・Cheekyが使っているだけはある。(北米のプロはXboxコンが多いが、PS4型のSCUFF使用のStayNaughty・Resultuh・Gentrifyinq等トップ層も該当する。)
数字感度に使うフリーク
数字感度は反応曲線が遅いので、フリークなしでも十分使える。
ただ、個人的には純コンのフリークなしは、短すぎるのと表面の滑り止めがないのがネック。
なので、緊迫した場面が続いて汗が出てくると、滑ったりコントロールしにくい感がある。(おそらくフリーク有に慣れすぎているのも一因。)
かと言って、以前よりオススメしていたボルテックスは、ちょっと高すぎる。クラシック曲線×高いフリークでめっちゃ遅くなってしまう。
色々模索してみたのだが、僕はフリーク「エッジ」の長い方が良かった。実際はボルテックスとそんなに長さは変わらないのだが、一応ボルテックスより低く、また、真ん中の切れ込みで滑り止め効果が強い。
エッジの短い方やギャラクシーの短い方など、持っているものは全部試したが、やはり凹んでいるタイプはあんまり強くない。(下記記事参照)
皆も色々と試して数字感度に合うフリークを探してみてほしい。なしで良いと言う人も多いだろうけど…
(同じくDUALSHOCK4・クラシック曲線使用のゆふな・きなこ・いぐりゅう等もフリークなし。)
【後日追記】数字感度でもボルテックスに戻しました。以前書いた凸型フリークのコツが、やっぱり僕には一番やりやすいみたい。
数字感度の操作感・エイムアシスト
最後に、この「数字感度最強説」を大幅に補強する考えをシェアしておこう。
僕が結局、シーズン12ではあるがマスターランクに行った時の数字感度の操作感として、「数字感度の時だけダミーや敵に空間的な溝(奥にはまる感じ)がある」と思った。
これについて考えていた時に以前発見した動画について思い出した。
要約すると、「詳細感度では敵の周りまでエイムアシストが適用されるが、数字感度では敵の身体のみに発生するので特に近距離の際、エイムが正確になる」というものだ。
実際、僕が数字感度のエイム感度4が気に入った理由として、Genburtenの反応曲線0・エイム感度130では追いつかなかった、近距離でのウィングマンが追いつくようになっており、それはこの動画の実験部分でやっていることと、ほぼ同じなのだ。(そもそも130が遅いというのもあるが)
また、僕が上に書いた「溝の感覚」のシステム的な説明としては、至極納得がいく。
唯一気になるのは、ゲームを作る側の立場になってみると、数字感度のみエイムアシストの仕様を変更するメリットがないし、普通なら詳細感度で言う特定の設定を読み込むようにしておくだろう。
ただ、キーマウのタップストレイフが、意図しないゲームエンジンのバグであったように、運営の知らない所でこのような仕様になっている可能性もあるし、数字感度は細かい設定がいらない=初心者向けというイメージから、数字感度のみエイムアシストの仕様を若干変えている可能性も捨てきれない。
いずれにせよ、特に北米プロの圧倒的な使用率の高さ、というかほぼ数字感度しかいない現状から、数字感度最強説は当たらずも遠からずだと思っている。
おわりに
今回は、「結局数字感度が一番強い」は全然あるよなあ、という記事だった。
数字感度は、プロに多いだけでなく、詳細感度を一通り試した中~上級者が、結局たどり着く感度というイメージがある。
詳細感度一辺倒で数字感度を触っていなかった人は、一回やってみると、その強さに開眼するかもしれない。
今回は以上だ。