それができたら苦労はせん、という話をしたい。
僕は海外の同世代から少し上くらいの、YouTuberの動画を観るのがけっこう好きだ。(年上に見えるだけで若い可能性もあるが)
で、最近観た中で、「コレ、俺も思いついてたけどけっこう難しいよな」という項目があったので、読者にも確認してほしい。
「Better Ideas」は、ビジネスと自己啓発の中間くらいに位置するチャンネルで、話し方と動画製作が上手く、非常に完成された作品を公開している。
その中でも、動画「7 things that (quickly) cured my procrastination」(サボりが(即効で)治る7つの手段)の冒頭で言っている、「朝にカエルを食べてしまう」はめちゃくちゃ重要で、僕も以前から気づきのノートにしたためていた。
カエルとは、あなたが今一番やっかいだと思っている事柄のことで、それをやらない限り、一日中頭の片隅につきまとう類のものだ。
そして、そのカエルに関して述べたのが、以下のマーク・トウェイン(アメリカの文豪)の引用。
直訳すると、「もし君の仕事がカエルを食べることならば、朝一番にやってしまうのがよろしい。」
「そして、もし2つのカエルを食べなければならないなら、大きい方を先に食べてしまおう。」
もちろん、仕事が大好きで毎日楽しみなら、言われなくても朝一番にするのかもしれない。
ただ、僕達は様々な事情があり、好きではないが得意なことをやっていたり、そもそもやりたくないことをやらなければならない時だってある。
そんな時、朝一番の「一日で最も頭が良い時間帯」に、まだ頭が起ききっていないので余計な邪魔(遊んだり、何かしらに気を散らされること)に干渉されず、比較的短時間で集中して物事を終わらせてしまうのは、当然最も合理的な方法論だ。
僕もコレができていた時期があり、午前中だけで執筆関連のタスクが終わってしまった日は、たしかに爽快な気分で午後を過ごせた。(最近は別のことで忙しいのであまり書けていない。というか原稿がたまっているのに投稿できてない)
だが、最近は読んでいる本が面白くて、つい日課の洋書読みが終わった後に、日本語の本に手を伸ばしてしまう。(今は言語の特性ごとにメディアを変えることにしているが、いずれ書こう)
すると、そこまでで頭の回転が最も良い時間帯が過ぎ去ってしまい、執筆するというエネルギーの要る営みに必要なだけの馬力がなくなり、終日先延ばしにしてしまうことすらある。
よって、経験上、コレさえできれば無敵である人生の過ごし方だが、実現するのは結構大変で、理想論的な所もありつつ、自分のこだわりや楽しみを捨ててコレができれば、人生が一変するほどの効力があるテクニックであると、ここでは言っておこう。
実際に朝一番に最も難しいタスクに挑戦するかどうかは、読者にお任せする。
(ただ、この記事を書いてしまった以上、自分がやらないでどうすると言った感じもあり、かつ、コレを知っててやらないと、やらなかった期間分、後で後悔することになる確信がある)
YouTubeの英語動画は、自動字幕の精度が良すぎて、既に全動画Netflix状態だ。(言い過ぎ)
たまには洋書やオーディオブック・Podcast以外にも、実際に人が喋っているメディアを観て、英語力を上昇させよう。
今回は以上だ。