Twitterと生配信にて触れたが、胃の調子がまた悪くなった。
去年の12月後半に2週間ほどかなり痛く、その後病院で薬をもらい、それがなくなる頃には安定してきたはずだったが、まただ。
原因は食事だと見ている。僕達は宅配冷凍弁当というものを注文しており、食事の大半がそれだ。また、そうでないものを食べる時も、外食がコンビニ弁当。
宅配冷凍弁当はおいしいのだが、味付けが濃いものが多い。よって本当に健康に良いかと言われると、モノによってはノーだ。今回は一旦注文を停止し、食材が送られてきて自分で調理するタイプのものをお試し利用することにした。
それに関しても今後記事を書くかもしれない。これで自分の匙加減で味付けができるので、薄味にするように心がけるつもりだ。
しかし今回したい話は弁当についてではない。
先程書いた1月に病院に行った件だが、しっかり胃カメラで見てもらい、十二指腸が荒れているということを教えて頂いた。
だが今回その時の診断書を封筒から発見し、改めて見てみると、けっこう色々な病状が書かれていることがわかった。
あ、ちなみに前向きな話になるのでご心配なく。
その中でも「食道裂孔ヘルニア」という言葉が僕の目を引いた。
え、ヘルニア…?あの腰が痛くなって手術するやつ?
調べてみたが、なんか横隔膜と胃の問題らしい。
そしてその時に書いてあった対処法的なものの中で「腹圧を下げる」というものがあった。
一般的にはメタボや便秘でお腹の圧力が上がっている状態がよくないよ、という意味だが、僕はこれらの病状に心当たりがない。
しかし、腹圧=お腹の圧力、ということに関しては2つ思い当たる節があった。
1つは、僕の長年の発声に関する研究である。
もちろん腹式呼吸、横隔膜を動かす発声、ということ以外も、いやそれ以外の方が多く研究してきたのは確かだ。
なぜなら、僕のアプローチは歌がうまくなるということより、聞こえる声を良くする、という事を目的にやってきたからだ。
しかし、やはり発声はボイトレの基礎。一度これだという方法を見つけたらとことん反復して体レベルに落とし込んできたので、昔自分なりに研究したり調べてやった横隔膜を使う発声をずっと続けてきたのだと思う。
具体的なやり方はまたボイトレの記事など書くかもしれないが、結局のところ、声を出す時にお腹周りに力を入れすぎている可能性がある。
それが腹圧を上げる原因その1だ。ゲーム実況配信で長時間声を出す状況が毎日ある僕なので、早急に改善しなければならない項目だと思う。
2つ目はこの記事の肝だ。これは僕の性格や生き方の問題にまで波及する。
まず、端的に言うと、僕は日常生活の中でお腹を大げさなまでにへこませるのが、もはやデフォルトになっている。
もともと「太っていたくない」という思いが強く、中高時代もそれであんまり食べない時期もあったが、基本的に自分に対する要求がかなり高い。
なので、根本的に「お腹が出ている自分なんてありえない」という考えがあり、誰もいなかろうが、立ってようが座ってようが、お腹をめちゃくちゃへこまし、ベルトをきつく締めるのが僕のスタイルだった。
でも、そんなに厳しくある必要がそもそもあったのだろうか?僕は自分に対して要求を高くするというスタイルに対してデメリットを感じたことはなかったが、よく考えてみたらいくつかある。
まず、自分に厳しい人間は他人にも厳しい。僕はこのインターネットでの活動が自分の人生のメインだと考えていて、だからこそそれに関して24時間考えているのは当たり前のことだと思っていた。
しかし先日、弟と話していて、やっている事にどれだけストイックになるかの考え方の違いでけんかになった。
僕は僕で、真剣にするジャンルとなにもしないジャンルと、扱いの差がひどいので、人に対してストイックになることを強制はできないし、性格上バランスよく生きたほうが良い人もいるのは明らかなので、反省した。
もう少し、ゆるい人間になってはどうかということだ。
自分に対して厳しくあるもう一つの弊害は、人柄的にキツイ人間になってしまうかもしれないことだ。
僕は実況動画ではていねいな感じの喋りが多い気がするが、実際はけっこうせっかちで批判的な人間だと思っている。
物事を自分が思ったとおりに機能させるために、いっぱい考えて努力するが、余裕がなく常にあせっているように見えていたかもしれない。
そのような姿勢、生き方は喋りにも文章にも表れる。僕はどんな形であれ、言葉に関わって、言葉を作って生きていたいと思っているので、それを生み出す根本の人間である本体がキツイ人間だと、それを受け取る人はしんどいんじゃないかと思う。
胃が痛くてとりあえず病状の名前を調べ、腹圧という言葉が出てきた時、なんとなく腑に落ちる感覚があった。
体をきつく締め付けていて、それが原因でこんな病気になったかもしれないくらいなんだ、心がそうならないわけがないよな、と。
なので、これからはベルトを少し緩めて、お腹を出して生きていきたいと思う。
僕は人生の中で、後で振り返った時、プライドが高すぎたな、と思う場面がいくつもあった。
それらの根本原因が、今回あげた、自分に対する要求が高すぎること、その生き方が体の在り方にも出て、その傾向を余計に強めてしまっていたことである。
なので、ここまで書いて伝わってくれたかは分からないが、今回胃が痛くなったことは、僕自身がさらにもうひと段階大人になれるんじゃないかな?というメッセージだったというとらえ方をしている。
胃痛一つで大げさな、と思われるかもしれないが、僕はこういう日常に起こる一つ一つにも何かしらの意味付けをして、成長する糧にしてしまう癖がある。
これすらも自分に対して常に成長、改善を求めるアップタイトな性質の表れだと言われてしまうと、困る(笑)
これに関しては、僕は生まれながらに書き手の性質があり、小さなことでもネタにできる強みがでていると思いたい。
とりあえず、お腹を楽にして楽に声を出して、それでも無理なら書くことをメインにして。
できることを全てやって、もっとリラクシングな人間になれたらと思う。
そうすれば、ゆったりとした性格になり、その性格が発言、書き言葉を作り、僕の発する言葉が変わればネット活動の雲行きも変わるような気がする。
今後はこのようなエッセイ調の記事が増えると思う。
でも、これまでのような「こうしたら上手くいったよ!」的な、読んでる人が得できる記事も書きたい。
あんまり装飾とかはもうやらないかもしれないけど、さらっと読めるブログを目指します。
それでは。