【お笑いファン必読】『アメトーーク!』はなぜ面白いのか?

はいどーも、ゲーム実況者のあにーです!

今回はちょっといつもと違うジャンルの記事。

題して、「テレビ番組『アメトーーク!』はなぜ面白いのか?」です!

アメトーク、皆さんご存知でしょうかね?

お笑いコンビ『雨上がり決死隊』が司会(色々あって今は雨上がりの蛍原さんとゲスト2人くらいが司会の状態)の長寿バラエティ番組で、毎回トピックに沿ってフリートークを繰り広げていくというシンプルな構造ですが、めちゃくちゃ面白い!

この記事では、そんなアメトークの魅力について書いていこうと思います!

よろしくお願いします!

Contents

アメトークが面白いシンプルな理由

さて、早速ですが、まずアメトークがなんでおもろいかの根本の部分、ここに注目しましょう。

この番組では、その回のトピック(色々ありますか、基本的に広義の趣味に入るものがほとんど。今ざっと思いつくのは、競馬、麻雀、カレー、明太子など。でも人名でもよくて、サンドイッチマン大好き芸人や、映画のスターウォーズ漫画のキングダム大好き芸人などもアリ)がめちゃくちゃ好きな芸人さんたちが集まってそれぞれの思う魅力を語り尽くすわけですが、その熱量がすごい!

もちろん、マイナーなジャンルとかで、人数合わせのために急ごしらえで勉強したのかな?と思う人もいますが、基本的には食べ物であれ娯楽作品であれ、好きなものについて喋るのは楽しい本人達が楽しんでいるのがエンターテインメントでは一番強い!というのが全面に出たシステムだと僕は思っています。

芸人さんって意外と番組で好きなことについて話せるってレアだと思うんですよね。やっぱりプロデューサーさんとかディレクターさんの思惑通りに動いたり喋ったりして、その中でどれだけ笑いを生み出せるかっていう勝負が通常営業なわけで。

アメトークも、有名になってしまったからこそ、芸人さんたちにとって勝負の場っていう認識はむしろ強い様ですが、それを加味してもそのトピックが好きな人同士で集まってるから、みんなが仲間っていうスタンスで、あまり詳しくないゲストさん(視聴者の視点を代弁する役割)にもこの好きなものを”布教”しようみたいな優しい雰囲気もあって、その和やかさが僕には合ってたのかなと思います。

(キャンプ芸人の時にゲストの狩野英孝さんに、みんなでキャンプの良さを分かってもらおうと熱弁するところなど)


アメトークだから見られるもの

また、こういう番組だからこそ見られる味みたいなものもあって、僕はアメトークは芸人さんの人格的なものが見えやすい番組だなと思ってます。

基本的に〇〇芸人っていう括りでチームっていう感覚だからかな、やっぱりうまくパスを出したり、人が言ってることで笑ってる人はホントに楽しんでるなって嬉しくなります。

例えば、昔は人のトークに横入りして笑いを強奪していった品川さんも、有吉さんの“おしゃべりクソ野郎”事件から一皮剥けて、今では凄腕のトークパサーになっています。

多分事前に他の人が喋りたいことを聞いているのでしょう、〇〇だよね?みたいな感じで人にトークを振るのがめちゃ上手い!サッカーでいうミッドフィルダー的機能を果たしていますね。

(昔サッカー芸人で、土田さんが日本代表の紹介を、お笑い番組のポジションどりで説明していました。それが分かりやすかったので、本記事でも利用させてもらいます。)

このポジションの人は半分回しに徹しつつも、要所要所でつっこむというイメージがあります。そういう意味では、フットボールアワーの後藤さん千原ジュニアさんも同じ役割な気がします。

また、今少し触れた有吉さんも、他の人をイジっている時の笑いがすごく楽しそうで、雰囲気作りにとても買っているなという印象です。

特に、アンガールズの田中さんとの掛け合いは鉄板で、ホントに仲が良いんだなあと感じさせられます(笑)

有吉さんはいわゆるフォワードの立ち位置で、どんな状況からでも一発で笑いに持っていける凄い人だと思っています。

同じような役割だと、アンタッチャブルのザキヤマさんなんかも正にそうで、心底明るくないとあのキャラではやってけないだろうなあと思いながら見てます(笑)カンニング竹山さんをイジっている時なんか、有吉さんとカブるものがありますよね。

(お笑いで成功するには、その人の人格、いわゆる“ニン”を芸に昇華させないといけない、みたいな論を聞いたことがありますが、いつかもっと詳しくなったらそういう真面目っぽい記事も書きたいですね)

若干お笑い番組でのポジション論みたいなのに変わってきたので、話を戻しましょう。アメトークは芸人さんの人柄が見えやすい説には他にも例があって、僕が感じているのは、ジャンポケ(ジャングルポケット)の斎藤さんってマジで良い人なんだなってこと(笑)

斎藤さんはだいたい雛壇の右上にいて、飛び道具的に大きな笑いを生み出す人なんですが、(ハ〜イっ!!全裸監督のモノマネなど)よく見ていると、トリオのおたけさんをはじめとして、他の芸人さんをも応援しているというか、それこそみんなで笑いを取りに行くっていうスタンスを強く意識されていて、誰の発言にもしっかりリアクションするし、めっちゃ笑っている。そういう、常に”参加してますよ”感を出すのが上手くて、とても好感が持てます

あとは、狩野英孝さんも興味深くて、僕はあの人は、ホントに天然で、よくわからんとこで大爆発したりするんだけど、かなり天才肌で、みんなに愛されてるなと思っています。

ゲーム実況者でいうともこうさんみたいなポジションなのかな、生き様それ自体が芸になってるというか、それこそ別のベクトルで人間性の賜物っていう感じがします。

憧れるんだけど、なろうと思ってなれる存在ではないし、特に僕みたいタイプとは正反対なので、下手に目指そうとすると火傷するなと(笑)


この芸人さんがスゴい!!

人間性の話以外で、アメトークを見てると気づくことっていうと、やっぱり芸人さんそれぞれの能力の高さ

今まで名前を出した人は言わずもがな単体でめちゃくちゃ優秀なんですが、コンビとして見た時に、よくこの2人がコンビ組んだな(1人1人が完成されているのにその上コンビでも芸ができる)と思ったのは、ダントツで博多華丸大吉

正直アメトーク見るまではあんま印象なかったんですが、まず華丸さんのフォワード力はヤバいです。

特に食べ物系のトピックの時によくリーダー(その回のまとめ役で、トピックの物についてプレゼンしたり、司会の一番近くなので発言の機会も多い。とにかく技量が求められる場所)をされているのですが、華丸さんがリーダーの回は安定して面白いし、毎回圧倒的な得点力でメンバーたちを引っ張っている印象。しかも誰もが知ってるモノマネもあるしで鬼に金棒状態。

大吉先生(今やダウンタウンのまっちゃんも大吉先生って呼ぶけど元々はアメトーク発祥の呼び方。プロデューサーもそう呼んでる笑)は大吉先生で、ミッドフィルダー的立ち位置がものすごく上手く、2番手ぐらいの位置で安定して結果を出している

それに加えて大喜利をはじめとしたお笑いのセンス、瞬発力がとても高く、イッポンワングランプリでも常に好成績。

改めて見ると、化物コンビですよね(笑)僕は、コンビの評価で言えば長い間千鳥がずっとトップで、ムラはあるけどそこに関しては今も同じです。でも、博多華丸大吉の各々のポテンシャルの高さに気づけたのはアメトークのおかげなので、見ててよかったなと思います。

次に注目してほしいのは、司会の蛍原さん

この人はこの番組の要だと思っています。

司会って、役割上自分の笑いを持ってくるんじゃなくて、ゲストの芸人さんからいかに話を引き出してリアクションをとるか、それに絡めて誰かに話を振るか、だと思うのですが、蛍原さんはそこがとても上手い。

特にエピソードトークへの傾聴力がスバ抜けてて、話を聞いている姿勢がとても真剣で、素直なリアクションが見れて共感できます。

かと思えば突然大喜利やアクションを求められた時の瞬発力がエグくて、今が旬の芸人さん達を抑えて一番活躍する瞬間さえあります。(急にモノボケ振られて、「空気捕まえよっ」(虫取り網ブンブン)は天才かと思った)

これだけ能力が高いのにアメトーク以外であまり拝見できないのはどうしてでしょうか。雨上がり決死隊も相応の地位まで登り詰めているので、他番組だとポジション取りが難しいのかもしれませんね。

(今のいわゆる『お笑い第7世代』からフジモンさんくらいまでの、ひな壇や舞台の隅でガヤガヤやる役割をするには周りより先輩すぎるし、かといってダウンタウンさんまさんなど、出演すれば絶対に一番上になる方々のようにどんな出演者に対しても大御所目線で仕切りができるというわけでもないという点で、使いずらいというのはあるのかもしれません)


この芸人さんがスゴイ!!
(若手編)

お笑い第7世代が出てきたので、彼らの話もしておきましょう。

僕が彼らの中で一番注目&評価しているのは、宮下草薙の草薙です。

彼が一番凄いのは、自分の個性を完全に理解していて、その上であの芸風や漫才を選んでいるということ。

最初は、紳助さんが言っていた「自分にできることをやってみたらそれがたまたま世間で求められていることに一致して売れるけど、なぜ売れたかわからないからその後テレビに出続けることができない人々」という、一発屋の定義通りの人だと思っていたんですが、アメトークに何度も呼ばれている彼のトークを見ている内に、「いや、これは全部”分かって”やってるな」と思いました。彼が他の芸人さんと絡むと、毎回新しい展開ができるので、とても楽しみです。

後は本人も言ってましたが、これからどうやっていくか(根暗キャラが売れてしまうと根暗を売りにしずらくなってくる)について、よく考えてほしいですね。消えてほしくない芸人第一位です。

また、僕が彼の事を見たくなるもう一つの要素として、おそらくとても良い人間性の持ち主だという事があります。EXIT・兼近とのマブダチエピソードも和やかで微笑ましいですし、この間のアメトークで第5世代の芸人たちが不満をぶちまけるコーナーがあったのですが、本当に険悪な雰囲気になりかけた時、「楽しく生きれると思って芸人になったのに」という言葉を聞いて、なんか報われてほしいなと思いました(笑)

あと、彼の今後を左右するファクターとして、相方の宮下がどう自身の笑いをつかむか、というのがとても重要になってくる気がします。彼自身は草薙のおかげでテレビに出られていることについて、とても不満を持っていて、「もう1回1人でやり直したい、自分の力を試してみたい」と言ってましたが、それに関しては良い意味でも悪い意味でも「若いな」と思いました。

芸で生きる人間(これはとても広い意味でとっているので、芸人さんだけでなく僕のようなゲーム実況者もそうですし、人に読んでもらうべくブログを書いている人々など、人に評価される事がプロセスの肝にある全ての人がそうだと思いますが)たるもの、自分の技にプライドを持っていないといけないという点では、彼の向上心は肯定されるべきだと思う一方で、「とんでもない確率をすり抜けて超人気番組に出れているだけでめちゃラッキー。自分のやっていることで目が出てない身から言わせてもらえば、むしろそんな立場を利用してやるくらいの気持ちで前に出てほしいな」とも思いました。

特に、芸人さんの地位が昔より向上して、競争率が激烈に高くなっている昨今、実力のある人はいくらでもいる。その中でアメトークのような番組に出れているというのは、実力の上で運にも恵まれないといけないと強く感じています。なので、素直に番組に出られることに感謝して、今の自分にできることをやってみるのも一つの策ではないでしょうか。

(急に上から目線でダメ出ししていますが、同世代で売れている人を見ると素直に羨ましいという気持ちもあって、応援しています!)

ともかく、宮下草薙の今後に注目ですね。先輩芸人の方にうまいことフォローしてもらうのが一番良さそうかな。

ちなみに宮下はこれらの事情で若干キャラがぶれてきていますが、僕は草薙が売れれば売れるほど、宮下の「売れてる奴の隣にいるだけやのに、なぜかやたら自信マンマンな奴」というキャラが面白くなると思います。また番組前の草薙へのアドバイス、やってほしいな。


お笑いからゲーム実況への
帰納と演繹

さて、長々書いていますが、まだあります(笑)

あと特筆すべき芸人さんと言えば、麒麟・川島さん。麒麟はM-1で出てきて認知されたコンビのはずですが、正直M-1に関しては、最初の「麒麟です」しか覚えてないです(笑)

なんですが、このアメトークにおいて、純粋なリーダーへの適正だけを見たら、多分川島さんが1位だと思ってます。

川島さんがリーダーの回って、単純に多いのでそう感じる部分もあるかもしれませんが、やっぱり総合力が高いんでしょうね。プレゼン、エピソードトーク、司会、ロケ、大喜利、雛壇等、どこにいても安定して笑いを届けることができる。その上、あのディープ・ボイスですから、そりゃ使われます。

川島さんをあえてゲーム実況で例えると、牛沢さんとか稲葉百満鉄さんとかが同タイプかもしれません。ソロでもグループでも面白く見せられるし、編集技術も申し分なく、声が良い。

実は彼らは以前から、あにーが目指すとしたらこの2人だとして、オットー(弟)から聞いてました。(現状足元にも及ばんのが笑えるけど)

おそらくですが、話してることそれ自体がすごく面白いわけではないけど、言葉運びが安定していて、その場その場で適切な事を返しつつ、しっかりゲームに没入するというスタイルという点で少し類似性が見られるような気もします。

僕自身はまだまだ力不足ですが、例えばソロで、「すぎるさんみたいなバリバリフォワードのお笑い実況を目指す!」と、のたまうよりも、よっぽど現実的な目標だとは思います(笑)

牛沢さんは実はそんなに見たことがないのだけれど、稲葉百満鉄さんに関してはボルゾイ企画時代から長年憧れの存在なので、いつか越えてやりたいという気持ちもあります。

まあ2人とも実況に関しては10年選手なので、僕もキャリアを積みつつ違う所で差別化できたらいいなと考えています。

おわりに

そんな感じで、今回は「『アメトーク!』はなぜ面白いのか」から始まって、芸人論、ゲーム実況論まで飛躍しましたが、いかがでしたでしょうか?

正直このタイトルでゲーム実況に言及するとは予想もしてませんでした(笑)ですが、僕としては好きなことについてばかりの楽しい記事になったので、よかったです!

僕は普段ほとんどテレビを見ないんですが、オットーの家に行ったらこういうお笑いバラエティを見ます。お笑い芸人さんはフィールドは違えど“人を楽しませる”ということにおいて、偉大な先輩だと思っているので、今後も大いに参考にさせて頂きます。

というわけで、今回も読んでくれてありがとうございました!

シーユーアゲインバイバイ!

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