今日は、自分のことをよく知るためのツールについて紹介したい。
自分のことがよくわからない、という人は多いと思う。
僕が正にそうで、ゲーム実況や文章を書くことが、いまだに自分の本分なのかも分かっていない。
しかし、最近今一度自分について詳しく調べてみることで、自分の思っている自分と、本来の自分がかなり離れていることが分かった。
不確実な世界の中で、自分という不変の存在をよく知っておかないことには、生きていくための作戦を立てられない。
なので、戦に勝つために、まずは己を知るというのがこの記事の目的だ。
また、ここでは僕のプロフィールや、自身のための備忘録という事も兼ねて書いていくので、各ツールで出た僕の結果も詳しく記していく。
ツールの種類だけ知りたいという人は適宜読み飛ばしてもらって構わない。
それでは始めよう。
MBTI性格分析(16 Personalities)
診断はこのサイトから。
自己分析の王者。面倒ならとりあえずこれだけやっとけば間違いない。
カール・ユングによって提案された概念理論に基づいて、キャサリン・クック・ブリッグスと彼女の娘イザベル・ブリッグス・マイヤーズが作り上げた。
内向的か外交的か等、2つに分かれるアルファベット4つで表されるので、2の4乗で16通りの結果になる。
この後に紹介する診断と比べて、自分の不変の性質やデータではなく、その時の自分の傾向や生き方に関する質問に答える形式なので、不安定かと思いきや、僕の結果は7,8年一貫して変わらない。
僕の結果:INFP
INFP。もうこれは一生変わらんかもしれん。
性質としては、
- 理想主義者
- 人口の4%
- 内向、直感、感情、知覚タイプ
- 信条、道徳に基づき行動
- 人生の意味と目的を探求 ひたすら自己探求
- 心理学者タイプ、仲介者タイプと呼ばれることも
- 個性的と取られやすい
- 親切、寛大
- 考えを述べるのが得意
- 洞察力が高い、素早く本質を見抜く
- 自分の直観を信じ、思い切ってやってみることが大切
- 困っている人を助けようとする
- ひらめきを重視
- 関心→心、意識、心理学、人間関係、文学、哲学、倫理、芸術、音楽、科学、語学、社会学、世界の存在についての根本的な問題
- 映画、演劇、オペラなど、芸術に幅広く関心を寄せる
- 芸術的、クリエイティブ
- 美についての感性が発達している
- 言語能力が高く、外国語習得が容易
- 職業適性→人を助ける、文系学問、芸術・言語関連
- 利益より、意識の成長を求める
- 最終的な目標は常に人を助け、この世界をより良い場所にし、社会に貢献すること
- 世の中の不公平や矛盾に敏感
- 個人主義
- 人間関係は狭く深く
- 有名人では、トールキン、シェイクスピア等
マイナス面としては、
- 生きづらい
- 理想が高い
- 繊細、落ち込みやすい
- ストレスがあると、他者に対して過度に批判的になる
- 放っておくと、引きこもる
- 心を落ち着かせることが重要
- 受身になりがち
- 単純作業を嫌う
- 妄想癖
- 平均年収が最も低い
- 価値観が分かり合えない人とは距離を置く
本田35式認知テスト
詳細はこの記事で既に紹介済み。
脳の得意、不得意の分野を知っておくことで、正しいフィールドで戦えるようにする。努力の成果が出やすくなる。
診断はこのサイトで。
僕の結果:三次元映像タイプ
上記記事を書いた時より、より真剣に、時間をかけて答えると、違った結果が出た。
以前の記事では言語映像タイプが一番高かったが、今回は三次元映像タイプが最も高かった。
また、写真(カメラアイ)タイプと言語映像タイプも高めで、聴覚関連の数字が低い。
三次元映像タイプの性質は、
- 空間や時間軸を使って三次元で情報を処理する
- 見たものを立体的に記憶するのに長けている
- 勉強の際は、周囲の環境も合わせて理解すると良い
- 周辺にあったものや状況などから連鎖的に思い出すことが可能
- 時間の流れがあるエピソード(ストーリーなど)を理解するのが上手
- 適職:建築家、パイロット、外科医、テレビ・舞台製作者
- 設計図を見ると頭の中で立体化して回転させられる
- 文章も映像として覚えやすい
- 人の顔を覚えるのも得意
- 映像の類似性に気づく
- 一番古い記憶が古い、忘れにくい
体癖
名越さんという精神科医の方のゲーム実況で紹介されており、自分なりに調べてみた。
診断するのはこのサイトが手っ取り早い。
ネット上にあまり情報がなく、発展途上の分野だが、顔や体型により性格も異なってくるという、整体由来の考え方は、非常に興味深い。
詳しく説明しているサイトは、コチラ。
また、このドキュメントも有用な情報源となる。
ちなみに、人により2,3種類ある模様。オモテがパッと見で、ウラが仲良くないと出てこないもの。
また、奇数が外交的、偶数は外交的な傾向がある。
僕の結果:オモテ=4種・ウラ=8種
上半身の特徴が4種、下半身の特徴が8種タイプだと思う。
まず4種の性質は、
- いかり肩、顎が細い、胸板が薄い、太れない
- 体を動かす時に左右の動きが目立ちやすい
- 体が揺れている人が多い
- 写真を撮る時は首を傾げる(3種は右、4種は左)
- 皮膚が非常に敏感
- 過度に緊張すると胃痛になりやすい
- クール。普段は感情を抑えていて、何を考えているかわかりづらい
- 好きなものは曖昧
- 嫌いなものはハッキリしている
- 神秘的な雰囲気で、他人の感情を和らげる力がある
- 「好き嫌い」が価値基準。感情的に考える
- 価値=平和、調和、おもてなし精神、静けさ、良い雰囲気
- 食に興味関心が強くて食べるのが好きな人が多い
- 気遣い・気配りができフォローするのが上手
- 自己保存本能が強いので興味が自分に対して向きやすい
- 自分の思っている事をはっきり言えない
- おもてなしタイプで、自分の影を薄くして全体の調和を作るのが得意
- ストレスを内に閉じ込めるので周りから観ていても分からず、溜め込み過ぎると体に影響が出て最後は爆発しやすい
- 頭の中で常にさざ波が立っているように感情が出ては消えてを繰り返す
- 何事も気にしない仏のようだとか、穏やかな人と言われるがそんな事はない
- 非常に日本文化的で、和装に憧れる人が多い
- さわやかな草食系男子って感じで、すごいモテるってよりも「良い人だよね~」と周りから言われているイメージ
- 体育会系の会社とかは全く合っていないので、4種にとってはかなり厳しい環境
- 嫌いな相手に対して最初は優しいが、我慢の限界に達すると突然無視し始めたりする。
- 品下がると、自分の失敗を永遠に反省し後悔し続ける
- ストレス発散方法を見つけると良い
- 有名人だと、堺雅人・星野源・綾野剛など
そして8種の性質は、
- 下半身ボリューム(洋梨体型)
- 太ももが目立つ
- 体を動かす時にねじれの動きが目立ちやすい
- 足を組んだり半身に身構える
- 机からはみ出して座っている
- 負けず嫌い 権威が嫌い
- 逆境に強く、劣悪な環境でも耐えられる
- 弱者を助けることに快感を感じるタイプ
- 我慢強いが折れる時は一気に崩れる
- オンリーワンである事に価値を感じ、わかりやすい金持ちよりも特殊な人を好む
- 「勝ち負け」が価値基準。反抗的に考える
- 価値=美しい生き方、ブラックユーモア、ONLY.1
- 斜に構えた天邪鬼な反応をしてしまう
- コツコツと努力する人が多い
- 一見、嫌な人に見える
- 自分の事や身近な人を褒めない
- 表面的にはあまりねじれているように見えない時がある
- フィルターが独特で普通ではない
- 群れるの嫌い、孤高な存在でありたいと思う
- 1人を好むのであまり人が集まる所には行かない
- 常に少数派でいたい願望
- 常に自分より上の人を探している、努力家
- 自分が1番素直だと普通に思っている
- 美意識が高く、本質からズレている事はしたくない
- 最高の人生を歩みたいから相手にもそれを目指して欲しいと思っていて、相手の最高を求めがち
- カリスマ性を出したり、高い独創性を発揮して独自の世界観を作り、構成上手
- 社会不適合者、2CHにいる感じ
- 嫌いな人には興味がないふりをする
- 品下がると、他人を見下し悪口をいう
- 比較する相手を出すと8種は力が出始める
- 常に誰かと比べる事で自分を奮い立たせるので、歴史上の人物など高いレベルの人を目標にする事が重要
- 有名人で言うと、松本人志・マツコデラックス・有吉弘行など。
数秘術
ここまで来るとちょっとスピリチュアルだと思う人もいるかもしれないが、なぜかこれまでの診断結果とも似通ったものとなった。
診断はこのサイトで。
数秘術の各ナンバーについて解説したサイトは無数にあるので、「数秘術〇」と検索して、上から読んでいけばいい。
このサイトは漫画で解説してて分かりやすい。
僕の結果:11(マスターナンバー)
生年月日で計算するだけなので、自分で出すこともできる。
僕は11で、マスターナンバーは他にも22,33がある。
マスターナンバー:人々を啓蒙する、生きづらさが高い
11の性質は、
- キーワード→インスピレーション、スピリチュアル、想像力、美的、洗練、詩的、カリスマ、メッセンジャー、有能、奉仕、理想主義、女性的、霊感、直感
- 「1」と「2」の両方の性質を持つ
- 人々に気づきを与えるメッセンジャー
- 美しくて、新しい価値観を見せていく人
- 有能で、仕事が早く、相当なキレ物
- 処理スピードと発信スピードが早すぎて、まわりがついていけなくなる
- セッカチでイライラしやすい
- ちょっと言葉に棘がある 気が抜けていると相手の気持ちをおもんばかるのが抜けやすい
- スタイル良い悪いの感覚が備わっているのは才能だが、それをあまり仕事にしようと思わない
- 巫女のような質を持っており、必要なメッセージを受け取ることができる
- 突然素晴らしい(と自分で思う)ことを思いつく。天から降ってきたような感覚で、自分で効果音を出したいぐらい一人で盛り上がる。
- 力みすぎていたり、リフレッシュすることを忘れていると直感アンテナが詰まう
- リラックスしていることが数秘11にとって重要
- 直感・感覚・フィーリング重視
- 論理的なところが弱い
- 危機をなんとなく察知したり、なぜか行けなくなったことがかえって良かったというラッキーが起こる
- ふわーっと柔らかい雰囲気で、言葉使いも柔らかい
- 潔白で、曲がった事をしたり、自分だけ良ければ良い、という事が嫌い
- 人に対して好き嫌いはかなり激しめ
- 人に囲まれたり、人混みではどっと疲れてしまう
- プライベートでは1人でそっとしておいてほしいと思うことも
- 自分がわかりにくい、人のことがわかりすぎる
- ずっと自分と戦ってる人
- 無理がたたると胃炎になる
- 人にいいように利用されやすい
- 美しい環境を愛する
- 感受性が豊かで、繊細
- ジェットコースターのように気持ちが揺れ動き続けている
- 適職→フリーランス、芸術、分析関連、心理学、カウンセリング
- 有名人で言うと、モーツァルト
結果を人生に活かす
各々自分の結果が出て、「ふーん、自分ってこんな人間なんだ」で終わっていてはいけない。
これらを踏まえて、自分なりの人生の過ごし方の型を作り上げて、できるだけ生活をそれに近づけていく所までやらなければ、人生は変わらない。
手順だが、まずはこれらの結果をざっと2周ほど読んで、共通するキーワードを拾い出していく。
(ちなみに、これらの診断結果自体、結果が出たサイトだけでなく、自分のタイプの名前で検索し、納得いくまでメモを取り、箇条書きの形で整理したものなので、そのステップでも手を抜かないように)
僕の場合のキーワードは以下のようになる。
- 理想を追う
- 芸術を好む
- 美を好む
- 言葉を使うのが得意
- 自分への興味
- 世界の本質に興味
- 直感に優れる
- アイデア・メッセージを受け取る
- 見た目は親切
- 精神的に弱い
- ストレスが溜まると爆発する
- リラックスが重要
- 視覚・文章が得意
- 胃に症状が出る
- 下の者を助ける
- 少人数or1人を好む
- 人を助ける
- 能力自体は高い
そして、これらを系統だてて整理し、人生の攻略方針を作ると、こうなる。
- 直感で行動を決め様々なことを経験したり、芸術や美しいものを見て、自分や世界の本質につながるアイデア・メッセージを受け取る。
- それらから考えたことを広めることで、人々を、特に自分より目下の人達(年齢ではなく気づく能力において)を啓蒙すると良い。
- その際1人で作業し、視覚的な言葉=文字を使うと、元々の能力の高さに加え、適した環境かつ得意分野なので、上手くいきやすい。
- そうやって、自分と周りの人々を高めるような生産行為を行うことで、理想的な生き方ができる。
- 見た目が親切に見えるので、頼まれごとがあったりしてストレスを溜めやすいことを知っておく。(特に胃に症状が出る)
- 精神的に弱いので、我慢して爆発しないようリラックスを心掛ける。(音楽を聴いて散歩がベスト)
読んでくれた方も、本当の自分を発見するだけでなく、今後の生活にその情報をどう活かしていくのか、じっくり考えてみてほしい。
おわりに
というわけで、今回は自分のことをよく知るためのツールを紹介した。
率直に言うと、思っていた自分とは違う自分も出てきて、とても面白かった。
もちろん、人間は型にはめられるような存在ではないが、かといって、完全にオリジナルな人間なんておらず、皆誰かしらには似ているんだという考え方から、これらのツールを活かすのも、悪くない戦略に思える。
実際、僕はこの指標を作ってみて、かなりシンプルに人生を考えられるようになった。
よかったらやってみてほしい。
それでは。