と言いつつも、僕は20代のほぼ全て、何か聴く時はイヤホンを使用していた気がする。
動画編集などをする事が多く、どうしても耳の近くで音源を聴く機会が多いのと、特に人が話しているものなんかは、急に音量が大きくなったりする事も多いので、ある時イヤホンの使用を控えようと思った。
ただ、どうせ買うならコスパが良いものを。そんな経緯で探し始めたスピーカーだったが、すぐにベストなものが見つかって、もう長いことそれを使うのが当たり前になっているのでご紹介しよう。
スピーカーは「PreSonus Eris E3.5」一択!!
そのスピーカーが、PreSonus Eris E3.5である。
このスピーカーは、「モニタースピーカー」と呼ばれるジャンルのスピーカーであり、音源をモニターして修正を加えていく、いわば音楽に携わっている人が使っている商品のため、原音に味をつけず、そのままの音を流すことに優れている。
その「モニタースピーカー」の中でも、このEris E3.5は、米国のAmazonでずっと1位だったと言われており、音質やちょうど良いサイズ・かっこいいデザインにも関わらず、かなり安めの値段で買えるようになっている代物だ。
この前オーディオインターフェイスの記事を書いたが、配信用途などを考えず、ただ音を録音するオーディオインターフェイスとして考えれば、「MOTU M2」や「SSL2」はコスパ最強商品で、これ以上はないと言われている。
このEris E3.5は、いわばそれのモニタースピーカー版なわけで、「イヤホンはどうしても必要な時以外使いたくないが、音質を変化させたくない」と考えている人にうってつけである。
僕はこのEris E3.5を下宿と実家の両方に置いており、移動しても絶対に使えるようにしているが、それくらい手放せない商品になっている。(もちろんオーディオインターフェイスやマイク・コントローラーなど、他のほぼ全ては移動時に持っていくので荷物が多い。)
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ちなみに、Eris E3.5は、3.5mmジャック(普通のイヤホンのジャック)の他、TRSケーブルにも対応しており、僕は配信でオーディオインターフェイスを使用したり、視聴環境でなるべく音質を優先したいので、そちらを使っている。
TRSケーブルは元々そこまで値段はしてなかった気がするが、2台目を買った時に左右組みがなくて1本ずつ買ったり、今見たら左右組みがけっこうお高い。なので、元々3.5mmジャックでPCにイヤホンを挿している人は、3.5mmジャックで充分だと思う。(もちろん音質はオーディオインターフェイス→TRSの方が良いけど)
また、このスピーカー自体にもイヤホンを挿すところがあり、Apexをする時なんかは、そちらにイヤホンを繋いでいる。僕が使っているSHURE SE215はケーブルが短いので、延長ケーブルが必須だ。
コンセントの電源が必要な他、左右のスピーカーを繋ぐ電極が、端が露出していてそれをソケットに噛ませる形。1台目は「意外と接触が悪いとかないんだな」と思った記憶があるが、2台目の時は最初左右の音量バランスが変で、電極を逆にしたりTRSケーブルを逆にしたりしてやっと正常になった事があった。そこは留意しておいてほしい。
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最後に、このスピーカー自体は机に普通に置いても高さが足りないので、耳の高さ付近に持ってくるために、スピーカースタンドを用意するか、何かの上に置いた方が良い。
僕は髭剃りの箱・腕立てに使う取っ手の箱(今は別の方法で筋トレしている)・本を重ねるなどをしていて、現状スピーカースタンドは買えていない。(調べてみるとわかるが、スピーカーを置くだけの台がけっこう高い)
あと、普通にセッティングしたら、120cmの机の斜め前の角2つを占拠する事になり、そのせいでモニターを複数枚置くスタイルとはかなり相性が悪い。配信だと、ゲーム用とOBS・コメント用のモニターを分けている人も多いだろうので、少し手前に持ってくるなど工夫が必要だろう。
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以上だ。
この「PreSonus Eris E3.5」は、オーディオインターフェイスの時と違い、素直に鉄板モデルを買って大成功だったので、手放しでオススメできる。
家でPCの前にいる人が増えてきた昨今だと思うが、耳は消耗品のため、鼓膜は労わってあげよう。
それではまた次回。