一応コントローラーでソロダイヤ・デュオでマスターにも行っているので、そこそこのエイム力はあると思っている。(Apex Legends・シーズン12以前)
しかし、以前からけっこう気になっていることがあり、それは、コントローラーの持ち方と背面ボタンのことだ。
両者とも、パッドを持つ手の形が物理的に変わる要素だが、僕は右中指をR2トリガーにかけずに、背面ボタンありでやっている。(PS4純正コントローラー)
まず、右中指をトリガーにかけるかかけないかで、親指の角度が微妙に変わる。また、背面ボタンを付けるとコントローラーが分厚くなるので、これも操作感覚に影響する。
おそらくプロや有名選手のほとんどは、右中指をトリガーにかけているのではないか。さらに、GenburtenやVerhulstは背面ボタンなしでやっており、プロに使用者の多いSCUFF IMPACTも、純正の背面ボタンほど厚みがない。
(Verhulstは、Battle Beaverのコントローラーに替えてからは背面ボタンを使っている可能性はあるが、ない時からほぼ変わらない強さだった)
よって、これらの要素がエイム力の上限を下げてしまい、最近、パッドスキルの成長に天井を感じている理由になっている可能性はある。
そこで今回は、むりやり右中指をトリガーにかけ、背面ボタンを外し、それに対応したボタン配置に変え、しばらくプレイしてみることにした。
まず、右中指をトリガーにかけてプレイした感想だが、慣れないうちは、人差し指(発砲)を独立して動かすことができず、アビリティが誤爆した。
が、それは時間の問題で解決した。ただ、先述の通り、親指の奥側が浮き気味になるので、最後までエイムしにくい感じはぬぐえなかった。
僕は手が小さいので、右中指をアビリティ使用の際以外は使わずに、なるべくスティックと親指が深く接着する方が、安定するようだ。
別に中指をトリガーにかけてもプレイできるようになったが、そっちの方が強くなるとは思えなかった。
よって、持ち方は本人が直感的に決めた最初のものが、案外理にかなっているのだろう。
背面ボタンを外した際のボタン配置は、以下のようになった。
「L2=しゃがみ、R2=ジャンプ、△=アビリティ(モンハン持ちっぽく押す)、□=拾う、×=アビリティ、〇=格闘、右スティック押し込み=武器切り替え」
で、肝心の背面ボタンをなくした際の感覚だが、まあすっきりとはしたのだが、長年背面ボタンを使っていたこともあり、後ろがスカスカして安定感に欠ける感じもあった。
僕が右スティック押し込みの動作が好きじゃなく、指が痛くなるので、結局今は背面ボタンありに戻ったが、こちらに関しては、もしかしたらなしの方が強くなる可能性はあると思った。
背面ボタンありの時は、親指と他の指の感覚が、パッドを持つだけで既に空いており、そこから親指を動かしても、感覚的な自由度は高くない。(分厚い本を持つ時の指の形)
しかし、背面ボタンがなければ、親指と他の指との間隔にするスペースをスティック操作に充てることができ、体感的に操作しやすい。
ただ、これも結局個人の好みで、僕のように背面ボタンなしのキー配置でジャンプ・しゃがみ・視点操作を行おうとすると、どうしても違和感のあるボタン配置になる人は、導入が難しいだろう。
ということで、あくまでも僕の体感の話に終始してしまい申し訳ないが、コントローラーのメカニカルスキルに天井を感じている人は、このようなフィジカルな側面を、一度見直してみるのはアリだ。
これと似たような施策として、コントローラーを変えてみるという手段もある。
なんにせよ、個人の操作感覚と手のサイズは異なるので、自分にとってベストなセッティングを模索していくしかあるまい。
今回は以上だ。
【後日談】その後、左スティック押し込みにジャンプを入れるボタン配置にしたことで、背面ボタンなしは定着した。
しかし、別にそのおかげで強くなった感じもしない。むしろ、フリークを使うか使わないかの方が、プレイ感覚が全く別物になる。
感度設定によってもフリークの有無が変わってくると思うので、導入を検討している人は、下記記事を参考されたし。