【鬱防止】”なんとなく”の不安を激減させる!画期的裏技を紹介する【自室限定】

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今日は、いつもとは一風違った記事をお届けしよう。

言うなれば、アイデア記事だ。

タイトルの通り、不安を激減させる方法について、紹介していく。

一度準備してしまえば、半永久的に効果を発揮してくれるし、主に自室で取り入れられる手法なので、コロナ禍・緊急時体宣言との相性も抜群だ。

この記事を公開するタイミングは、夏前で日照時間がピークに近づいていくタイミングになると思うので、リリースした直後は皆ピンとこないかもしれない。

しかし、ウイルスによる孤独感の増加と、秋冬にかけて日照時間が減っていくにつれて、鬱傾向の人は爆増すると予想している。

なので、今のうちにこの記事を公開しておくことにより、半年ほどかけて徐々にアクセスを獲得していき、一番怖い秋冬の時期に検索でヒットし、流行ってくれるといいなと思う。

今回も、いつも通り結論から入る。

このアイデアに至った経緯でも、興味深いゲームや書籍を紹介しているので、ぜひ目を通してほしい。

それでは始めよう。

Contents

結論

“なんとなく”の不安を激減させる、画期的な方法

部屋の壁に、特大の森のポスター(布状のものが◎)を貼る。

これだけでは意味が分からないと思うので、アイデアを思いつくに至ったきっかけから、話していこう。

きっかけ

きっかけは、“Velheim”という、北欧神話を舞台にしたSteamのゲームを、気まぐれにやってみたことが発端となった。

Velheimは、リアルなマインクラフト、といった感じのゲームで、森の中で動物を狩ったり、木を斬って家を作ったりして生活していく。

アクションなので、ボス敵を倒すことが一応の目的だが、そういう他のゲームでもできることよりも、僕にとっては、この「森の中での生活」が非常に心地よく、実際に自分が森林浴をしているような気分になることができた。

普段から公園で散歩したりして、緑にはよく触れているつもりだったが、やはり実際に(?)森の中にいる感覚は格別で、ストレスが浄化されていくような感覚があった。

一時期は、リラックスするためにValheimを起動していた節さえあった(笑)

とはいえ、Velheimも目的のあるゲームなので、アイテムを集めてボスを呼び出さないといけない。その過程がめんどくさくて離れてしまったが、僕はこのゲームを通して、「自然の偉大さ」に改めて気づくことができたと思っている。

しかし、そもそも今読んでくれている方は、自然が、なぜそれほどまでに強力なリラックス要因・ストレス緩和要因になるのか、納得できない方も多いだろう。ここで、過去記事を引用させてほしい。

この記事では、『最高の体調』に書いてあることを効率よく取り入れる、最もシンプルな方法として、日常生活に自然を取り入れることを推奨した。

具体的には、自然には以下のような効果がある。(記事より引用)

  1. 自然との触れ合いにより、人体の副交感神経は確実に活発化する。つまりリラックス、疲労回復に寄与する。(ダービー大学の研究)
  2. 観葉植物が身の回りにある人は、主観的ストレスが少なく、病気の回数が減り、仕事の生産性が高い。(ノルウェーで行われた実験)
  3. 植物は、ベンゼンやホルムアルデヒド等の大気中の有機化合物を吸い取るので、空気清浄作用がある。また、自然の大気に含まれる微生物が腸内環境を改善する。

実際の自然を置かないと意味がないのではないかという意見があると思うが、偽物の自然(画像や動画)でも、本物とほぼ同等の効果がある、という事は、同記事でも述べた。(3番はさすがに無理だが)

その一手段として、パソコンやスマホの壁紙を森にするのをオススメしたわけだが、Valheimをプレイした時の、「緑に囲まれて落ち着ける感」にはやはりまだ遠い。

その時の感じを再現するには、文字通り「部屋を森にしてえ」なと思ったのだが、もちろん大量&ビッグサイズの植物を管理する気は毛頭なかった。そして色々頭をひねった結果、壁を森にすることにした(笑)

『呪術廻戦』の記事でも紹介した、書籍「RANGE」の書評タイトルは、「何でもやってみよう」にしようと思っているが、本当に何でもやってみると思いもかけない事が起こる。

次の章では、実際に導入した商品や、固定の方法を紹介していこう。

導入

今回、僕が部屋を森にするにあたって、購入した商品は、コチラ。

また、弟の部屋にも一枚買ってみた。

実際に張ってみた様子は、こんな感じ。

木漏れ日の森②は、光の関係できれいに撮れなかったので、割愛。

ちなみに、弟の部屋にはもう一枚追加で買ったが、まだ届いていない。どちらかというと、木の祠みたいな感じのやつだ。(弟の趣味)

貼る場所は、やはりよく目に入るのに越したことはないので、デスクで作業している時にふと目を上げて見ることができる位置がベストだ。

また、僕は2枚目をベッド横に配置することで、寝る前に森にいるような感覚を得られるようにした。各々家具の配置に合わせて、模索してみてほしい。

また、サイズは基本的に大きければ大きいほど良いと思う。今回は「部屋を森にしたらPCやスマホの壁紙以上の効果が得られるのではないか」という実験なので、小さいと絵を飾ったくらいの印象しか得られない。

たしかに、会社の社訓を飾っている所に、代わりに絵画を置くだけで、従業員のストレスが著しく減少したという話を、ビジネス書で読んだことがあるが、それはまた別の話だ。みんなには、自然の効果を体感してほしい。

固定方法は、押しピンがオススメだ。付属の固定器具は、フックに4つ針がついてて、トンカチで叩いて壁に固定、そこからフックで引っ掛ける形だが、押しピンの方がシンプルで楽だった。

賃貸でも、押しピン程度の小さな穴(しかもかなり高い所)は退去時にも請求されない事がほとんどのはずなので、気にせず使っていいだろう。(しかし自己責任で頼む)

効果

ここからは、部屋を疑似的に森にして体感できた効果について書いていこう。

まず、やはり確実に実感できるのは、そのリラックス効果だ。今この時にも文章を書きながら、ふと目を上げると、森がある。

僕の部屋のレイアウトでは、デスクのすぐ奥に壁があるので、距離が近くて若干解像度が荒く見えてしまうが、それでも目の前一帯が森なのは、なかなか壮観だ。

そして、タイトルにもあるように、不安感が劇的に減る。これは、先ほど引用した『最高の体調』の記事でも述べたように、我々の先祖が何千年も続けてきた、原始的な生活に近い景色が広がっていることで、DNAが故郷に帰ったことを認識し、安心感が促された結果なのかもしれない。

そもそも、精神的なセラピーを行う施設では、自然を多く取り入れているイメージがあるし(ノルウェーの森/村上春樹のイメージ)、都会でも自然に触れられる公園や並木道を作ることが積極的に行われているあたり、人々は本能的に自然の重要性に気づいているのだろう。

最後に、この「部屋を森にする」手法で最も良かった点として、「何事も頑張れるようになった」という点が挙げられる。

これは、僕自身の感覚と、普段から見ている弟の様子から、間違いない効果だと思っているのだが、とにかく作業時の集中力が高くなった

僕は、一応自分では「知的生産」(笑)を活動の主軸にして生きているつもりだが、この生き方で最も重要なのが、インプットだ。

インドア・アウトドア関わらず様々な作品に触れ、自分の感性を育てていくのはもちろんだが、「読書」そして学んだことを書いてまとめ、整理することが、やるべきことのほとんどを占めていると思っている。

その捗り方・気づきのペースが、以前とは比べ物にならないほど増えたし、単純に読書に充てる時間も長くなった。

また、最近幼い頃に少しかじっていたピアノを再び始めたが、大人の趣味にしては中々の集中力で取り組めているなと感じている。これも、森のおかげかもしれない。

一方、弟も学生として勉強に励んでいるところだが、森を導入してから、よく勉強するようになったと感じている。

以前も彼と話していた事だが、勉強(努力)するにあたって、最も邪魔になる感情が、「テストに落ちたら(失敗したら)どうしよう」という恐怖だ。

なぜなら、うまくいかない事がリアルに感じられてしまうと、頑張っても意味がないような気がしてしまうからだ。

しかし、森の導入によって、余計な心配が減り、前向きに努力できるようになった。これが、僕なりの「森の導入と努力できるようになった」関係性の分析だ。

(努力できる精神状態かどうかは、「自己肯定感」とも関係している。以下の記事を参照されたし。)

先ほどゲームの話で述べたように、あたかも「森に入ったかのような」感覚が重要だ。それを強化するための手段として、ネット上にアップされている「自然音」を合わせて使ってみることをオススメしたい。

森のリラックス効果を増幅してくれるはずだ。

おわりに

不安という感情それ自体は、悪いものではない。

ジャングルで「目の前の茂みから蛇が出てくるかもしれない」と不安を感じた種が生き残り、現代の我々に繋がった。

今でも、「将来が不安だから努力できる」という側面もある。

しかし、芥川龍之介は、自殺した際、このような言葉を遺した。

「何か僕の将来に対する唯ぼんやりした不安である」

そう、不安は人を殺すのだ。

だとすれば逆に、不安を取り除くことは、人を生かすことに繋がるかもしれない。

今回の記事が、より多くの人に届くことを祈っている。

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