【Apex Legends】キーマウプラチナ4が1ヵ月でダイヤに行けた、パッド(コントローラー)の設定・練習法を紹介!

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先日、Apex Legendsシーズン9・スプリット2にて、初めてプラチナ帯を抜け、ダイヤランクに入ることができた。

一応、以下が証拠画像となる。

シーズン4~8までずっとプラチナⅣだっただけあって(と言ってもプラチナまで上げて放置が大半だったが)、その喜びはひとしおだった。

現在のPC版ランクの人口分布は以下のようになっており、元々得意な分野ではないFPSにおいて、結構がんばってきたなと思っている。(ダイヤⅢからはどれも1%未満みたい。)

※ちなみに、PS4版の統計も見てみたが、ダイヤ帯以上の総割合が16%。PC版では約8%なので、PC版の方がダイヤ帯に行くのはムズイ。

(というか、どんな分野でも上位10%に入るには相応の努力がいる。例えば、英検1級1次試験の合格率もこれぐらい。そこそこできないとそもそも受けないことを加味すると、やはり簡単ではない。)

具体的なランクでの立ち回りは別の記事で書くとして、この記事で特筆すべきことが1つある。

それが、パッド(コントローラー)の上達法だ。

コントローラーを本格的に練習するようになって約1か月(正確には40日)、万年プラチナⅣが、なんとダイヤに行けた

今回は、それが実現できた設定・練習方法・そして詳しい上達模様を報告していきたい。

一か月僕の言う通り練習してくれれば、現在プラチナで止まっている人はダイヤ帯レベルの撃ち合い能力を手にすることができるだろう。

具体的にはアサルトライフルでシールドを割ったりダウンさせたりして詰める起点を作ったり、詰めた後のインファイト時、サブマシンガンやショットガンでしっかりキルできるようになる場面が格段に増える。

さらに言うと、この記事の通り練習した後、この後に書く「プラチナ帯での立ち回り」の記事を読んでもらえば、実際にダイヤ帯に行ける確率もかなり上がる(忍耐力も当然必要になるが)。

では、さっそくパッド(コントローラー)の詳しい上達方法を解説していく。

Contents

1か月でダイヤに行ったパッド(コントローラー)の設定

ゲームプレイ・感度

まず、設定から。

結論から言うと、パッド(コントローラー)世界最強の『Genburten』選手の設定を丸パクりした。(箇条書きの下に画像を添付したので、そちらの方が見やすいかも。)

  • ゲーム設定の「Xマークダメージ表現」を「Xマーク」に
  • ゲーム設定の「ダメージ値」を「両方」に
  • ゲーム設定の「色覚特性モード」を「3型色覚」に
  • コントローラー設定の「詳細設定」で「デッドゾーン=1%・入力範囲の限界=2%・反応曲線=0」に
  • コントローラー設定の「詳細設定」で「左右視点移動速度・上下視点移動速度=共に500」に、「左右視点移動速度(エイム時)・上下視点移動速度(エイム時)=共に130」に
  • ビデオ設定の「視界」を「110」に
  • ビデオ設定の「Nvidia Reflex」を「有効+ブースト」に、「テクスチャストリーミング割り当て」を「お使いのPCでできる最高の値」に
  • 起動オプションに「+fps_max 144」を追加

※Genburten選手の最新動画において、「入力範囲の限界」を「3%」に変更したことが確認できた。2%であれ3%であれ、これと決めて変えないようにしよう。

(どうしてもデフォルトの設定が良いなら、反応曲線クラシックの振り向き5・ADS4=『Cheeky』設定を丸パクりしよう。)

※パッド(コントローラー)はFPSが144を越えると感度がバグるので、トッププロも144を上限にしている。また、そうでなくともFPS固定が強いことは、下記記事を参照。

【後日追記】2021/06/30のアップデートで、コントローラーでも240Hzまでの正常なプレイングが可能になった。よって、固定するフレームレートは、お使いのグラボが可能な最大の値(上限190)にしよう。

ボタン配置

また、ボタン設定は個人の自由で良いと思うが、僕が色々試した結果現在使っている設定を公開しておく。(キーマウでもそうだが、キー設定だけは本当に個人の好き好きが出てしまうので、無理にパクる必要性はない。)

※Steamでキー設定をいじると、Xboxのレイアウトで表示されてしまう。PS4レイアウトでいうと、〇格闘、☓ジャンプ、△武器切り替え、□インタラクト。

一応解説しておくと、ジャンプは本当は右スティックから親指を放さず入力したい。しかし、Rトリガーはなぜか僕の場合絶対に暴発してしまうし、右スティック押し込みは指の疲労が早いのでやめたおいた。

Genburten本人もジャンプは☓なので、そこまで問題はない。(本当は彼はエイリアン持ちなので同時押しができるが…)

また、シグナルを右スティック押し込みにしたことで、ホイールの入力がしやすい。(これはスティックの劣化を早めるらしいので、代替案を考え中。)

【編集後記】

ダイヤに到達した後の話だが、PS4純正の背面パドル(背面ボタン)をコントローラーに装着し、ボタン配置を少し変更した。

  1. まず、右スティック押し込み=武器切り替え△ボタン=シグナルに交換。
  2. 背面パドル右に☓ボタンのジャンプ左に右スティック押し込みの武器切り替えを入れた。

これにより、上記の「右スティックから親指を放さずにジャンプを入力したい」「スティック押し込みはデバイスを痛めるのでやめたい」を実現することができた。

シグナルの△ボタンを人差し指で押しながら、右スティックを親指で操作することで、ホイール入力も容易にできる。

この配置にたどり着くまでに、パドル導入前を含め試行錯誤しまくったので、ボタン配置としては個人的・ファイナルアンサーである。

PS4純正の背面パドル、便利なのでよかったら試してみてほしい。

(背面ボタンの位置はちょうど薬指の位置。慣れるまで少しやりにくかったり、人によっては合わない可能性がある。)

設定の理由

理由は以下。

パッド(コントローラー)の設定は、非常に複雑である。詳細感度でいじれる項目は多すぎるし、かといってデフォルトの反応曲線クラシックはリコイルがそこまで良くない。

自分で詳細感度をいじる場合の一番のデメリットは、少しでも不便が起こるといじってしまう誘惑に駆られることと、物理的にハイパフォーマンスが得られにくい設定をしてしまう可能性があることだ。(振り向き・ADS共に遅すぎると弱いし高すぎると慣れるのに時間がかかりすぎるしコントロールが難しい。)

この記事でも書いた通り、設定関連で一番大切なことは、変えないことだ。

特に感度に関しては、変えるたびに脳内の手続き記憶(海外の解説動画ではマッスルメモリーと呼ばれることが多い)を修正しなければならず、その分エイム自体の上達が遅れる。

そこで、既に目覚ましい結果を出している人の設定を丸ごと利用し、心中する気持ちで一切変えないことを推奨する。プロになったり大会で結果を出している人は、ゲームという一定のルールの中で行われる試合において、最適解に近い設定を使っている可能性が高い。自分で1からこねくりまわしてやっとたどり着くより、結果が保証されているものを信じて使った方が速い

「コントローラーは個々人に合った感度があるため、それにたどり着くまで各々が調整しまくらなければならない」という、よくわからん理論がまかりとおっているが、そもそも、Apexのようにアホみたいに細かく調整できるFPSが出る前から、強い人は強いしそうでない人もたくさんいる。

それはつまり、ゲームが用意した感度しか選択できなくても、それに順応できるということで、結局設定をいじるより人間の感覚側を調整する方が、目的地が不変で確実だということだ。

おそらくあの「感度オンリーワン理論」は、自分自身が色々試行錯誤して今の感度にたどり着いたから、そうしなければならないと信じ込んでいる人や、そう言わなければ感度設定の動画が伸びない動画投稿者の声が反映された結果ではなかろうか。

Genburtenのキルモンタージュを見てもらえば分かるが、あれは「操作が上手すぎるから」という次元を超えていると思えるくらいに、他のパッド動画とは一線を画している。であれば、あの圧倒的なキルが操作の技術だけの産物ではなく、設定面がこのゲームにおける最適解であることは容易に推測できる。それくらい、反応曲線0・デッドゾーン1とは革命的なのだ。

実際、Genburtenの足元にも及ばない僕でさえ、この設定で練習して数週間で、カジュアルでのキルが爆増した。なんというか、近距離で複数叩きのめすとかは、もはや日常になる。

もちろん、どんな感度を使っている時も、「あれ、うまくいかないな」という瞬間は訪れる。Genburtenの感度で言うと、ADS感度が低いために距離が近すぎると敵が追いきれなくなる

しかし、これは感度を変更して対処するのではなく、自分がADSから腰だめに切り替える距離感を修正しよう。特にアサルトはADS時の移動スピードが遅いため、早めに腰だめに切り替える必要があるが、腰だめ感度は”500=マックス”と速いので、難しい。

よって、そこがGenburten感度の極めがいのある所と言える。じゃあ腰だめ感度を下げようかな、と思ってしまうかもしれないが、あの速度があるからこそ、パッドでも振り向き速度に全く不満が出てこない。ただでさえ被弾が多いパッドなので、振り向きくらいは最速で行おう。

どのような設定であれ、安易に感度を変えるか自分が変わるか、そこが停滞する人と強くなる人の境目だ。この人だと思った人の設定にとにかく習熟する。徹底しよう。

注意

Genburtenの感度を導入するにおいて、一つ注意点がある。

それはデバイスもしっかりパクる、つまりPS4純正コントローラーにするということだ。

実は、この方法でGenburtenの感度に慣れてから、他のコントローラー(Xboxコントローラーなど)でもプレイできるか試してみたところ、操作感が全く変わり、できなかった。

これが慣れでなんとかなるのなら良いが、実は有名プレイヤーの中で、Genburtenのような感度で、かつ純コン以外でプレイしている選手はいない。なので僕からは推奨できない。

また、不思議なことに、Xboxコンの有名プレイヤーは、たいていデフォルト設定のクラシック曲線だったりする。

なので、おそらくコントローラーの種類ごとに、得意な設定の方針が変わる。(特に反応曲線)

この記事でも述べたが、PS4純正コンは、代表的なコントローラーの中で、最もスティックが固い。よって、同じ感度でも低感度に感じやすい。

一方でGenburtenの感度は、反応曲線が0かつ振り向き感度がマックスなので、高感度に感じやすい。

おそらくこのバランスが、絶妙にフィットしているのであろう。慣れた身から言わせてもらえば、PS4コンでやる分には、もはや振り向きも速いとは思わない。(腰だめで距離が離れるとさすがに難しいが)

よって、Genburtenの感度を真似する時は、PS4コンを使用することを強くオススメする。というか、基本有名プレイヤーの真似をする時は、デバイスから入った方が良い。おそらく、言語化されていない”そのデバイスを選ぶ理由”がたくさんある。

やっておくと強い設定

コントローラーにおいて、必須ではないがやっておくと強い設定を、以下の記事で解説した。

必要に応じて適宜使ってほしい。

1か月でダイヤに行ったパッド(コントローラー)の練習方法

ここからは、1か月間実際に行った練習ルーティンを紹介する。

やり方を文章で詳細に説明するより、実際に見てもらった方が早いと思い、短く編集したものをYouTubeに限定公開しておいた。

一旦それを見てもらったという前提で、下に補足説明を書いておくことにする。面倒な人は、単に動画の真似をして1日1回このルーティンを行ってもらうだけでかまわない。

※読む前に動画でルーティンの概要を確認してね!

  1. ボルト&R-99:この距離で当てまくらないとパッドの意味がない。ボルトは中距離も対応できるようにする。
  2. ボルトADS:Genburtenの練習模様から拝借。キーマウに少し劣るくらい合わせられればアシストで無双できる。
  3. ウイングマン:水色の的当てはゆふな氏の動画から。対人は自分が動いて照準が重なる時に撃つ。
  4. スピファジップ:ziun氏の動画から。スピファ自体に慣れて中距離で殲滅できるオマケつき。
  5. 301フラトラ:2スコはよく使うので練習必須。3スコもリコイルで抑える量が増えるので確認しておく。
  6. 腰だめ撃ち:ド近距離だけでなく少し離れた所からも練習。Genの感度は振り向きが速いので意外と難しい。
  7. EVA-8:本番では追いエイムのみで良い。フリックは腰だめ感度を身体に覚えさせるため。
  8. G7:初期の頃だけで良い。敵を見つけた時に素早くADSするために、振り向き感度からレティクルを合わせる
  9. (番外編)マスティフーレレレ時にADSしっぱなしにしがちだが、撃つ時のみADSしないと的になる。確認程度。

今後もダイヤ帯以降で必要な技術が増え、ルーティンを改良する可能性がある。その時は随時更新することにする。

パッド(コントローラー)エイムのコツ

この練習ルーティン中に導入して、非常に役に立ったエイムのコツがあるので、紹介しておく。

僕自身は練習開始から20日くらいでやっと見つけたが、初めから意識しておくと変な癖がつかなくて良いと思う。

内容は、右親指の置き方についてだ。

普段何気なくコントローラーでゲームをやっていると、親指の腹で右スティックを動かしてしまうだろう。

しかし、FPSゲーム、特にGenburtenのような高感度設定の場合、親指の置き方自体も変えて、少し低感度に感じられるような工夫をすると、安定してエイムが出来る。

どうするのかというと、だいたい親指の第一関節が右スティックの右下のへりに当たるくらいの位置でプレイする。

こうすることにより、自分では大きく動かしたつもりでも、そこまで動かなくなり、疑似的にフリークを使っているような効果が得られる。

最近Apexの解説動画でよく見かける、おやこどんのすけ氏の動画で紹介されていたので、こちらも参照されたし。

一か月(正確には40日)の上達模様

ここからは、このルーティンをやってみて、実際にどんな感じで成長していったか、時系列順に公開しようと思う。

元々パッドの紹介記事を書いていたように、デフォルトの感度5・4で遊んでいた時期があったので、厳密に初プレイというわけではないが、だいたい本格的に練習メニューを組んでやると、こんな感じで上手くなるよというのが伝わればいい。

(レレレしながらSMGでダミーに撃つくらいは元々できてた程度。)

  • 5日目:カジュアルでハンマー獲得。(流石に全くの未経験だと無理だと思う。)
  • 13日目:サボり。キーマウをやっていた。1日くらいサボってもその後真面目に続ければ大丈夫!
  • 18日目:ルーティンを変更。ルーティンで引用したゆふな氏の動画のチャーライのやつをスピファジップに。
  • 19日目:カジュアルをやってて、「あれ、めっちゃ強くなってね?」と思った。
  • 21日目:ルーティンのボルトADSが爆速でできるようになってきた。(動画のは緊張してたと言い訳しとく。)
  • 22日目:↑で紹介した親指を深く入れるやり方を見て、導入。慣れるまでは下手になるが慣れるとすごく良い。
  • 24日目:カジュアルで3タテも出だし、撃ち合いに勝つことがわりと日常に。
  • 25日目:古いコントローラーだったので視点が勝手に動くのについに我慢できずデッドゾーンをいじる。戻す。
  • 32日目:ここまでで最高プラチナⅢの真ん中まで来た。仲間運に左右されるので、弟とデュオで再開。
  • 36日目:コントローラーを買い替え、デッドゾーン1でも勝手に動くのが少なくなった。体感さらに強くなった。
  • 40日目:ダイヤ到達!最後はDockでチャンピオンを取った。

ここで特に強調しておきたいのは、36日目にコントローラーの新品を買ったのが、めちゃくちゃ良かった。Genburtenの感度はデッドゾーンが1なので、視点が勝手に左に動き続けてストレスだったのだ。

アマゾンで売られている純コンのレビューを見ると、海外産のが届いたとか、偽物が届いたとかヤバそうだったので、どうしようかと思ったが、楽天で良心的な売主を見つけた。

レビューでも「しっかり国産の新品が届いた」と絶賛されており、注文してみると、ガチモンの国産新品だったので、「勝ったな」と思った(笑)

以下に購入した商品の写真と、リンクを貼っておく。(撮影用に再度梱包した)

コントローラーとキーマウの違い

僕自身が思う、コントローラーとキーマウの違いを、下記記事にまとめてみた。

実際に2つのデバイスをある程度使ってみた、正直な感想を知りたい人や、移行するか悩んでいる人はチェックしてみてほしい。

さいごに

というわけで、今回は僕がパッドの練習を本格的に初めて、行ったことを全て書いてみた。

最近Genburtenの感度を丸パクりして練習することに決めてから、YouTubeで同じことをしている人がキルモンタージュを出していて、先を越されたな、という感があったが、他の人でもできているからこそ、実現性の高い手法であることの証明になると思う。

次の記事では、実際のプラチナランクでどのような立ち回り・考え方でポイントを伸ばしていったか、詳しく解説していきたい。

(【編集後記】ダイヤへの行き方の記事、できました。↓)

ガチガチのフルパでないとできないムーブや、撃ち合いに自信があって積極的にキルポを取りに行くようなスタイルではないので、そろそろ越せそうなのに何かが足りない人は、特に参考になるだろう。

ではまた次の記事で。

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