30年近く生きてきた結果見つけた暫定の人生攻略法【フリーランス的生き方の地図】

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この記事は、主にインターネットを使って金銭を稼ぎ、なるべく外で人と会わないで生きていくためにはどうしたらいいか、真剣に考えて7・8年生きてきた者が書く、暫定の攻略法である。

Contents

①やりたいことは全部やる

大前研一ではないが、まず、アンテナに引っかかったものは全て試そう

ほとんどのものは、はっきり言って全く成果は出ない。どんな分野でも、特にネット関係のものであれば、上位数パーセントに入って、ようやく少しは稼げる部類に入る。

なんの準備もしてこなかった者が、いきなり悠々自適な生活が送れるほど、甘くはない。

ただ、自分では何もやってこなかったと思っているジャンルでも、予想外にハネる時がある。運もあるだろうが、その分野は才能があったり、自分では努力だと思ってこなかった、日々の楽しみの蓄積が活かされるジャンルなので、大切にしよう。

僕で言う執筆は、自分が成長するために、そして楽しみでやってきた読書が活きたサンプルだし、実は翻訳の仕事などもやっているが、そちらはApexのように、上手くなるのが面白くて英語を続けてきた結果、そのへんの人ではまずできないような、瞬間的な通訳・翻訳ができるようになった。(まだまだだけど)

また、元々の能力が低いジャンルでも、別の得意な分野と掛け合わせることで、活きることがある。Apexも、僕自身はプロになるような才能は全くないものの、元々得意な”執筆”と掛け合わせることによって、コンテンツにできるようになった。

(プロほど上手くなくても、面白おかしく話す才能・VTuber的引きのあるデザインを掛け合わせることで、人気者になっている人もいる)

このように、得意な発信形態(動画・音声・文章など)を持っておくと、ジャンル自体は自分の好きなものを選ぶこともできるし、もちろん得意なことのノウハウを公開する形でもやっていけるので、幅広い。

動画は時代的なこともあり競争が激しいが、メディア関係なく、自分が上位数パーセントの位置まで行き、そこで戦えるかを主眼に考えよう。稼げるか稼げないかで言えば、どの分野もそこまで行けば多少は稼げる。

(とか言ってブログだけでは十分でないので翻訳もやっているのだが。が、自分の中ではブログ→翻訳になった所が翻訳→ブログは時系列的にありえなかったので、やはり小さくても稼げるものを1個ずつ増やしていくのが大事。)

そんなこんなで色々試すと、1つくらいは芽が出るものが出てくる。そこで、次のステップに移る。

※ここまで読んでもまだ自分の生業になりそうなものが全く浮かばない人もいると思うので、補足する。
 
 これは個人的に金言だと思うのだが、「自分が憧れている人がいるジャンルは、選ばない方がいい」。

 例えば、僕はゲーム実況動画・配信をやっていたことがあるが、あまり芽が出たとは言えなかった。そして、そのゲーム実況を選んだきっかけが、高校生からニコニコで実況を見ていて、ずっとやってみたかった、憧れていたから、である。

 愛染惣右介の「憧れとは、理解から最も遠い感情だよ」というセリフがあるが、結局のところ、その対象に自分にはないものを認めるから憧れになるということだ。

 それが異性に対してなら恋になるし、自分より活躍している誰かに向けてなら、ファン的な感情を抱いたり、逆に自分でも気づかぬ内に嫉妬して、悪口を書いたりするわけだ。

 逆に、成功した人が口を揃えて言う参入理由が、「自分にもできそうだと思ったから」。

今回例に出したゲーム実況だと、もこう先生やあのキヨもそう言っている。(キヨに関しては聞いただけなのでソースは知らん、もこう先生は下記記事を読んでくれ)

 ちなみに、僕のブログなんかも正にそうで、昔から「ネットの文章ってクソレベル低いけど、あんなんでもGoogleのトップとかに載るんやから、しょうもないよな」と思っていた。

 色々調べると、お金を稼げる構造があるらしいと知り、やってみたら早々にアクセスが来たものの、数字に比べて収入が全然パッとしないので、今は金銭よりも自分の思考を残しておきたいプライドでやっている感じ。

 ただ、そんな感じで始めたので、昔も今もブロガーで好きな人なんかいないっていうか誰も知らんし、同業っぽい人のブログを競合調査したことはあったが、ゲームカテゴリっつっても僕のはやっぱ特殊で、好きな人は読んでくれるだろうけど、めっちゃ嫌いな人も多いタイプだと思っており、参考にならないと思った。

 とにかく、「こいつらでイケるなら俺余裕やん」ってジャンルに入るのが正解であって、「〇〇さんみたいになりたい!!」を参入理由にするのはマジで良くない。

②徹底的な習慣化

そうして1つでも稼げるものを見つけたら、それをとにかく続ける。ネットの数字は増えだしたら急に加速する(アルゴリズムの関係上、露出が急に増える)が、そこまで良いものを出し続けるのが難しく、大抵の人は途中で挫折する。

ネットで成功しているのは、<やめない人達>である」という本もあるくらいで、調べたらすぐに出てくる真理だが、そこのハードルは低くない。

が、世の中にはそこを越えている人も山ほどいるわけで、それがなんでかと言うと、習慣化できたからだ。

習慣化するにはテクニックがいくつかあるが、下記の3記事により、ルーティンを組み立て、環境を変え、朝起きた瞬間から実行することによって、乗り越えられる確率が飛躍的に高まる。

③稼いだお金を再投資する

植木の能力は、作中で唯一の「〇〇できる」能力。この章のテーマと関連している。

そうして多少は稼げるものが一つ作れたらどうするのかというと、稼いだお金をビジネスに再投資する。

とは言っても、方向性は色々あり、今やっているものの設備をグレードアップするのもいいし(PCのスペックを上げるとやはり作業の効率は上がる)、新しいことを試すのも良い。

人生100年時代に突入したと言われる昨今、ただでさえネットの数字は変動しやすく、10年、いや5年保つかも怪しいのに、1個の生業では心もとない。

僕の場合は翻訳をやるようになったが、最近は動画編集ソフトも無料で高機能のものがあり(Davinci Resolve)、YouTubeに投稿するという行動自体の敷居は低くなったので、動画に挑戦してみるのも良いだろう。

一時期プログラミングが未来の必須スキルとか言われていたが、たぶん動画編集サムネ関連の画像編集技術の方が、動画をやりたいけど時間がない、素人クリエイターの人にも営業できるので、仕事がもらえる母数が広い気がする。

僕は仕事をもらう働き方が性格上合わないので、自分のスキルと組み合わせてなるべくオリジナルのコンテンツを作りたいと思っているが、適性は人それぞれなので、コミュニケーションが苦じゃなければ、お得意さんを作って仕事を頂く方向性でもやっていけると思う。

いずれにせよ、自分の生活の幸福度を下げないで経済的に安定させるゲームなので、無理をせずコツコツと続けることだ。再投資も、固定費が増えるので継続課金的なものはオススメしない。

④外注する

「人に頼んで、ラクできた♪」的画像(笑)

これも再投資に入るのだと思うが、やっている事が2・3個以上になってくると、多分他に手伝ってくれる人がいないと回らなくなる。僕の場合も、執筆と翻訳で一日が結構カツカツで、最近はApexもあまりやれていない。

そこで、③の段階で新しいジャンルに手を出さず、そのまま一つの仕事に集中して外注し、コンテンツのクオリティアップと個数を増やすのもいいだろう。原資となるお金が増えると、結局他の事をする際の選択肢も増える。

その際、ホリエモンの「多動力」でも言っていたが、自分は自分にしかできない“カルピスの原液”を作ることに集中し、プロセス上避けては通れない、あんまりやりたくない事を他の人に任せれば良い。

(例えば、ブログの原稿は自分で書くけどWordPressで整形するのは任せたり、動画編集は自分でやるけど、サムネなどのデザイン的な仕事を任せたり、といった具合)

僕も、本当はブログを一旦休止し、外注も駆使して翻訳に集中する方が経済的に安定するのだろうが、コミュ力がなさすぎて協業が絶望的なのと、利益を分けられるほど稼げていないという状況である。

ただ、これでも20代前半から色々な事を試し、そのほとんど全てが稼げるどころかスキルの獲得の時点で諦めたり、あと性格的に単純作業が無理なので、ジンマシンが出るような思いでやめたものも多く、その時から考えるとよくここまで来れたと思う。

【編集後記】経済的に余裕がないにも関わらず、しばらくブログをサボってゲーム配信をまたやってみようと思っている。上で書いたように夢に投資するのはやめておいた方が良いのだが、年齢的に最後の挑戦をしたい。アクセス当たりの単価で言えば動画の方がワリが良いのも事実だし、一応戦略=勝算もある。

ブログは記事のクオリティさえ高ければ、比較的放っておいても稼いでくれるものだという事が、経験上分かっているのも、理由の一つだ。もちろん、今やっている「溜まっている原稿の放出」が、この回で終了するということもあり、何か良い内容を思いつけば、もっとライブ感のある文章でお届けしようと思う。

⑤②~④を回す

モノポリーと同じく、色んな形に資産を分散し、大きくしていくのだ!!

後は、これらを回して経済的な基盤を強化していくことだ。頻繁に帰省したり旅行に行ったりするわけではないのならば、複数動かしている仕事の中に、一つ実店舗でやるものがあっても良いと考えている。(表に出たくなければ店員さんを雇う必要はあるが)

世間的には、こういうフリーランス的な仕事をしている人に対して、まだまだ風当たりが厳しく、社会的な信用が乏しいが、「しょぼい起業」に書いてあったように、実店舗を一つ持っているだけで、完全に社長という扱いになる。もちろん、その分固定費が上がってしまうので、注意も必要だが。

(同書は説明の部分にヒントが散見されたものの、後半の対談の部分がいけ好かなくて、気持ち悪いなと思ってしまった。特に、著者じゃないけど対談相手が、40歳?とかで「コンプレックスは不老不死じゃないこと」ってツイートしたみたいなくだりとか。オエっ。だからオススメはしない。)

僕の場合は、やはり読書・執筆・配信で構成された毎日が送れたらと考えているので、それを実現すべく邁進していきたい…と言いつつ、結婚や子供を意識すると、社会的信用とそこそこの金額を稼がないと、無理なんだろうなとも考えている。

おわりに

昨今、仕事がしんどくてやめてしまう人も後を絶たないと言うし、僕が大学生から色々考えて試してきた集大成を書き残したので、なんとかストレスの少ない日々を送れて、金銭的にもやっていける道を探している人のヒントになれば嬉しい。

僕は一度就職をしたが、大学生時代からたぶん合わないんだろうなと思って色々あがいてきただけあって、けっこうソッコーでやめてしまった。そこから数年はバイトをしながら模索して、今はブログ・翻訳などをしているが、ギリギリである。

毎日作業をしないとやっていけないし締め切りもあるし、それでも正直全体としてはトントンか微減だ。精神的にもヤバくなる時があるので、書いているとやっぱり気楽に勧めて良い道ではない。

それでも、会社員時代と比べて、意味のある仕事ができている感覚はあるし、人生を浪費している感はない。

(これは性格によるものなので、普通に勤めていて何も思わない人も気を悪くしないでほしい。僕がちょっと変なのだ。浪人の時からこうだった。)

バイトの時のように、合わない対人コミュニケーションを強要されることもない。

最悪、もっと固定費を下げられる地域・国に移動しないと無理かもしれないが、今日もなんとか生きています。

参考になれば良いのだが…以上だ。

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